madVR - devices - properties

  the native display bitdepth is :

の注意点

 

 

madVRの設定の

モニターの色深度設定では、

通常、「auto」に設定しますが、

 

疑似的に色深度を増やしているモニターでは、

明示的に設定する必要があります。

 

 

madVR - devices - properties

 

 

 

LG の LG 32UL750-W をはじめ

多くの10bit色深度対応モニターは、

8+2bit (8bit + FRC) で、8bitモニターを疑似的に 10bit にしています。

 

 

madVR - devices の identification で LG 32UL750-W の情報を見てみると

以下のように、8bit bitdepths になっています。

 

 

 

よって、

the native display bitdepth is :

auto にしていると、8bitになるので、

必ず、10bit ( or higher) に設定します。

 

 

 

 

ちなみに、10bit表示にする場合、

こちらの設定も忘れずに。

(Direct3D11にします。)

 

 

GPUドライバの設定も10bpc(HDMIの場合は12bpc)の出力にします。

 

 

 

 

 

 

8bitの映像再生時

8bitの映像をフルスクリーンで再生すると、

以下のような OSD になります。

 

 

 

 

一方、 auto のままだと フルスクリーンでも 8bit になります。

ただし、8bitの映像なので、表示の違いはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

10bitの映像再生時

10bitの映像をフルスクリーンで再生すると

表記がすべて 10bit になります。

 

 

 

 

auto のままだと フルスクリーンでも 8bit になります。

10bitで映し出すことができません。

 

 

 

 

GPUドライバの出力が 8bit のままだと、当然、8bit出力になり、

10bitで映し出すことはできません。

10bit ( or higher) に設定しても 8bit表示になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HDR10の映像再生時

HDR10の映像をフルスクリーンで再生すると、以下のようになります。

 

 

 

 

同様に、 auto のままだと フルスクリーンでも 8bit になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参照:

パソコン で 4K HDR10 の動画を見るための構成