ラジオドラマを聴いて考える | 自分が自分のお医者さんになる

自分が自分のお医者さんになる

なんとなく幸せな、心地よい毎日を過ごしていきましょう。

趣味の一つだと思うのですが、

ラジオドラマが好きです。

しばらくは真剣に聞けない心の状態だったのですが、

5月になってからはまた再開しています。

ウイークデーの連続ラジオドラマの一つが、

10回シリーズで昨夜で最終回でした。

どーしても新聞記者になりたくて

はるばる北の大地の新聞社に就職したのだけれど、

記者ではない部署に配属となり

そこでの日々が描かれていました。

憧れの仕事に就いたけれど

やりたいことができないというのは辛いだろうな、

まずはそんな印象でした。

私自身も

やりたいことがあって選んだ部署であったけれど、

そのことに取り掛かれたのは

就職して3年目のことでした。

そんな過去を振り返って共感していました。

ドラマでは

主人公を指導してくれている先輩が退職することになり、

残りの在職期間1か月でいろいろ学ぼうと

気持ちを入れ替えて頑張りだします。

「20年(だったと思う)かけて身に着けたことが

1か月でわかると思っているのか?」と問いかけられます。

ドキリとしました。

私も現在、長年専門分野で活躍してきた先輩から

新しい分野を学ぼうと教えを乞うているのですが、

それはなかなかに難しいものです。

実際に、広い範囲を短期間に全部経験するのは無理で、

勉強したことをいざ自分が主体でやってみると、

調べながら時間がかかったりで

思うようには進まないのです。

人の歩みというものを感じます。

積み重ねがあって今があるのです。

私もあきらめずに頑張ろうと思います。

自分が後悔しない生き方をしたいです。