同意を得たい時の説明 | 自分が自分のお医者さんになる

自分が自分のお医者さんになる

なんとなく幸せな、心地よい毎日を過ごしていきましょう。

病院の仕事で難しいなと思うことの一つに

中立な立場での説明があります。

こちらから提案することへの

同意を前提に話をしているので、

大丈夫ですという事に重きをおいて

話を進めてしまいがちです。

医療行為には何らかの副作用があり、

ごくまれに起こるであろうことも

話をしなければなりません。

それが脅しのようになってしまい

恐怖心をあおってしまうこともあります。

しかし

副作用や合併症の話をせずに

その状況が起こった場合を想定すると

あらゆる可能性を提示することが必要となります。

稀に起こることを稀であると伝えすぎたり、

たぶんおそらく大丈夫を強調しすぎたり

してしまうことが多いです。

第3者を交えて

説明と同意が適切に行われているかどうか

観察される機会があり、

自分の医療者としての面談を振り返っています。

非を指摘されたわけではありませんが、

ちょっと凹んでいます。

どちらにも肩入れしない

中立な立場って難しいですね。