今日も朝から模試で、1日が終わった…

問題を解いた残り時間で、見直しをすればいいのもを、ふとお父ちゃんの事が頭に浮かんだ…


模試の内容に、状況設定問題というのがあって、82歳男性のBさんが頭が痛いと言ってそのままお風呂に入り、なかなか出てこないので奥さんが見にいった。倒れているBさんを発見し、救急搬送した。病院に到着時のバイタルサインは血圧175/86…等々、この様な感じの問題の構成になっている。


その感じで色々なパターンの問題が出てくるが、肺癌の末期の患者の内容のものがあり、その問題を解くと、やはりお父ちゃんのことが重なる。


お父ちゃんの事もあまりにも、内容がきついので又気持ちが落ち着いたら書こうと思っている。


今日は、試験中に涙が出てしまった…

もう2度と会えない人…ぽっかりと穴があいた心に、埋まる何かってあるのだろうか?


今は、それ以上の事は考える事は出来ない。


そして、タイムスリップ…


20代の私は夜勤の為、寮から病院に向かった。

なんだか、騒々しい。誰か急変でもしたのかな。


申し送りを受けている最中に、「あの患者さん、ステった」と。ステるというのは、ステルベンの事で患者さんがお亡くなりになった…というのを、その様に我々は使う。ステルベンとは、ドイツ語で死亡したという意味。


時間帯的に、夜勤者の私達の仕事として受ける形となった…


でも、普通なら亡くなりそうな患者さんには、心電図のモニターをつけているはずなのに、モニターらしきものもなく、又???となった。


その意味全てが、その日に明らかになった。


明日は用事の為、東京へ向かう事になっている。

1晩、猫達とお別れで寂しい。


今夜も同じ枕で寝ていて、生き物の暖かみを感じ、きっとそれはお互い心地よいという事。人だって、動物だって、同じで愛情という見えないもので、支えあっている。


有り難う、今夜も。


 




 テキストを入力


本文テキスト