何となく険悪な雰囲気の夫婦

 

 

家事の分担、子供の教育など、直接的に収入に結びつかないことは、夫婦で話し合いをしてもなかなか意見がまとまらないものです。

 

 

話し合いができるのならまだ良い方で、話し合いをしても平行線、もしくはそもそも話し合いをする機会さえないとすれば夫婦仲は悪くなる一方です。

 

 

私の夫についてですが、家族のために毎日朝から晩まで一生懸命に働いてくれていることについてはとても感謝してます。

 

 

でも、自分の仕事に関する自慢話はしょっちゅうして来るのに、自分がよく分かっていないこととか面倒だと思うことにはほんと関ろうとしないんですよね。

 

 

多分、本人は、妻がやってくれてるからいいか、って位にしか思ってないんでしょう。

 

 

家族にとって重大なことのはずなのに、夫がよく分かっていないことの1つが息子の教育に関すること。

 

 

息子が小さい頃からだったんですけど、自分が仕事で多忙なのを言い訳に、息子の教育についてはほぼ私任せでした。

 

 

幼稚園、小学校、中学校、習い事、塾、これら全ての入学・入会・入塾手続きは、ほぼ私がワンオペでやっていましたね。

 

 

まあ、一時期は単身赴任してたから仕方ないにしても、単身赴任が終わっても状況は変わらず。

 

 

一応、入学や入会前の書類記入など重要な場面では夫に相談・報告はしていたけど、一番大変な学校や教室選び(小中学校は公立の学校なので、住む地域によって行く学校は決まってましたが)に意見を出してくれることはほぼほぼなかったです。

 

 

逆に必要以上に自分の意見を押し付けられたとしても耐え難いですが、息子の教育のために協力し合おうという気持ちが、これまでの夫の行動からは感じられないことが辛いです。

 

 

息子の教育にしても、日々の家事にしても、やって当たり前。

 

 

特にほめられることも、美味しいものでも食べに行こうかといったねぎらいもなく。

 

 

こんな話ばかりしていると、何だかむなしい気持ちになりますが、主婦なら誰しも一度は通る道のような気がします。

 

 

でも、夫が働いてくれてるから毎日安心して生活ができるわけで、そう簡単に逃げ出すわけにもいかず。

 

 

そこで思うのが、

 

 

これまでに言っても改善されなかったことについては、夫に期待しない

 

 

ということですね。

 

 

でも、そのように思ってみてもたまったストレスはそう簡単に解消されるものではなく、昨日、夫がいない時を見計らって息子に、「お父さんは〇〇くんの学校関係のことに全然関わってくれなくて、ほんと人任せ。」という内容の愚痴をこぼしました。

 

 

すると、息子は、

 

 

「お父さんが僕の学校についてほとんどお母さん任せにしてるのは知ってるけど、むしろ、僕は、お父さんが学校選びに口出しして来なくて良かったと思ってる。」

 

 

って言うんです。

 

 

この話は、私にとっては目からうろこのように思えました。

 

 

確かに、夫は今住んでいる地域の高校について何の知識もないです。

 

 

夫の高校受験時代からアップデートされていない知識で、無理やり進路を押し付けて来られたら、息子にとっては迷惑以外の何者でもないですよね。

 

 

それに、夫は、自分の知らないことについて調べて案を提示するといった、手間がかかる割に報われないことがとにかく苦手だし、気が進まないことは期限ギリギリまで放っておくタイプなんです。

 

 

苦手な事を無理やり頼んでやってもらっても、なかなかうまく事が進まなくて息子を苛立たせたり、結局私が段取りし直して二度手間になったりすることを考えると、むしろ一括して私がやった方が良いのかもしれません。

 

 

あと、発想を転換して、夫は勉強を教えるのが得意(特に数学)なので、息子に勉強を教える方に集中してもらうとか。

 

 

息子自身も、必要以上に親に口出しされることなく志望校を決められて喜んでいるので、もう母親の宿命と思って諦めるしかないのかな…

 

 

初めての受験を前に試行錯誤する日々はまだまだ続きそうです。