まだ夜が開ける前の朝4時頃のこと…
少し離れたところから「ピッ、ピッ、ピッ…」という音が聞こえてきて目が覚めました。
夜中にそのような音が聞こえてくると何だか怖い音のように思えますが、その音の正体は前から分かっていて、ワイヤレステレビドアホンの子機から出る音なんです。
この子機を充電台に差し込むと、充電台のランプがつくと同時に「ピッ」と音がするのですが、何せ15年以上使い続けている古い物なので接触が悪くなってます。
外から風が入って来るなどで空気の流れがあると、「ピッ、ピッ、ピッ…」と続けて音がしてしまうのです。
そして厄介なことに、一旦音がし出すとしばらく止まりません。
なので、私は前々から夫に「子機の接触が悪くなってて音がうるさいから、インターホンを買い替えて欲しい」と言い続けているのですが…
夫は、「まだ使えるから」の一点張りで聞く耳持たずです。
本当に腹が立ちますが、許可が出ない限り勝手には買えないのでひたすら我慢してます。
このような事情があるので音がしていても放っておいたんですが、さすがにまずいと思ったのか、夫自ら子機を触りに行って音を止めました。
お互い疲れていたのか音が収まるとすぐに寝ましたが、これですんなり終わりとはいきませんでした。
その後、うろ覚えですが、私は開腹手術をしているような夢を見てうなされていました。
私は医療ドラマの手術シーンや大怪我をしている人の映像が苦手なので、それに関連するような夢を見るだけでも怖くなって体がこわばってしまいます。
あまりに息苦しくなって目が覚めたところで寝室の時計を見ると、朝6時20分。
普段夫が通勤のために家を出ている時間を過ぎていました!
これはまずい!と思い、急いで夫を叩き起こしました。
夫は、どうやら目覚ましのスイッチを入れ忘れていたようでした。
自分が悪いと察したのか、私が起こさなかったからなどと文句を言ってくることはなかったですが、そこからは時間との戦いでしたね。
普段なら、夫が起きてから家を出るまでにかかる時間は40分〜45分程ですが、朝食抜きで急いでカバンの中に必要な物を詰め込んで、何と15分程で家を出ました。
多分、遅刻せず会社には到着できそうなのでやれやれといったところでしたが、気が抜けた瞬間、急激に眠気が襲って来ました。
ただでさえ朝4時に腹立たしい事情で叩き起こされ、その後悪夢にうなされて飛び起きたら寝坊という、最悪の目覚めでした。
人間誰しも、毎日きちんと過ごしたいと思っていてもどこか抜けがあってうまくいかない時があって…
そんなことの繰り返しだと思います。悔しいけど、毎回落ち込んでいたらキリがないですね。
今回はほとんど愚痴になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。