今回は京都府の伏見界隈をポタってきました。

 

で、今日の「お題」は『伏見にあるを見に行ってみよう!!』

 

です(^^;

 

 

寝屋川市と摂津市に架かる淀川新橋からスタート。

 

淀川河川敷に設置されている「淀川サイクリングロード」で桂川・宇治川・木津川が合流して淀川になる三川合流地点の八幡まで走り、その後は桂川沿いを観光地で有名な嵐山方面へ向かいます。

 

 

途中の枚方市の関西医科大学附属病院前の休憩ポイントにある残石

 

徳川幕府が大阪城再築造のために集めたけど、何らかの理由で大阪城まで届かず、各所に点在して残された石のひとつです。

 

そのまま淀川サイクリングロードを進むと

 

 

以前、サイクリングロード両側の草木をきれいに伐採したのに数年経つと元のように、いやそれ以上のジャングルみたいな状況に!!

 

冬場に比べて生茂った草木で道幅が狭くなってますよ。

 

休日ならローダーさんや野鳥撮影のカメラマン、ウォーキングのおっちゃん、おばちゃんで賑わっていますが、曇り空の平日はガランとしてました。

 

 

樟葉エリアの新名神高速道路工事現場。

橋脚の上に桁も乗っていて、以前通った時よりかなり進んでます。

 

このまま淀川を渡って(左側へ)高槻市側の既に開通しているルートに接続します。

 

開通は3年延びて、令和9年度(2027年度)予定らしい。

 

 

八幡に着き、木津川に架かる御幸橋(ごこうばし)を渡ります。 写真は桜で有名な背割堤(せわりづつみ)。

 

今は青々と茂ってますね、桜。

 

 

長らく閉鎖されていた「さくらであい館」もオープンしています。

 

 

こちらは宇治川。

 

 

桂川の左岸堤防天場の自転車道を走ります。

 

 

桂川沿いを遡り、本日一つ目の目的地である『鳥羽の大石』に到着。

 

 

河原を公園化する整備事業の際に川底に眠っていたものが数百年の時を経て偶然にも発見されたと。


この石材は寛文2年(1662年)に京都を中心に発生した大地震で被害を受けた二条城の石垣の修復のため大坂(大阪)から淀川を船で遡り、当時の京都の水運の玄関口である「鳥羽の港」に陸揚げされ運ばれる予定の石が、何らかの原因で鴨川の川底に沈み現代まで眠っていた説が有力。

 

2枚目の画像で紹介した「大阪城の残石」とは目的が違いますね。

 

 

 

 

 

 

思いっ切りお腹を引っ込めて自撮りをば・・・(^^;

 

この石は桂川の河川敷に置かれていますが、その堤防のすぐ東側を鳥羽街道が通っています。

 

 

言われてみれば、街道っぽい雰囲気が漂ってますね。

 

 

 

 

鳥羽の大石から数十メートル離れたところに酒蔵 (株)増田徳兵衛商店 があります。

 

1675年(延宝3年)創業ですって!!

さすが歴史のまち京都。

 

下戸な私にはわかりませんが、京都の地酒は美味しいんでしょうね。

 

 

次に訪れたのは『伏見桃山城』

 

城とは言っても伏見桃山城は、伏見キャッスルランドという遊園地建設時に、遊園地のシンボルとして1964年建設に建てられた物です。

 

鉄筋コンクリート造で、歴史的価値はありませんが、遊園地が閉鎖し跡地を市が買い取って解体予定だったところ、近隣住民の「城は残して欲しい」との声によって、解体は免れました。しかし、詳しく調べると耐震不足で内部は入れなくなり、現在は閉鎖されています。

 

遊園地は2003年に閉園されましたが、遠い昔、親に連れられて行ったかすかな記憶が・・・

 

その際に天守閣の最上階から伏見の町を一望した記憶も(^^)

 

 

 

 

シャッターの降りている窓口でチケットの販売をやってたんでしょうね。

 

 

 

 

宇治川沿いのサイクリングロードからも山の中腹に建つこの城が見えますよ。

 

 

城の近くには明治天皇 伏見桃山陵などもある場所で、高台になっていて、周辺には大きくて立派な住宅が並んでました。

 

そんな場所なためか、あちこちに「関係者以外立ち入り禁止」や「部外者の侵入を禁ず」といった看板が掲げられています。

 

国道24号線に出て、観月橋を渡って宇治川の左岸へ。

 

 

観月橋の下流には『澱川橋梁』(よどがわきょうりょう)が。

 

奈良電気鉄道(現在は近鉄電車が吸収合併)が造った橋梁(1928年完成)ですが、宇治川のそばには、帝国陸軍の第16師団・工兵第16大隊の演習場があり、橋の予定地は、渡河訓練場となっており、橋脚があると訓練に差し支えがあるとのことで、演習に支障がないよう無橋脚橋梁として建設され、現在でも我が国の単純トラス橋で最大の径間長165mを誇ります。

 

 

堤防上の自転車道を走って八幡方面に向かいますが、前方に雨が降っていると分かる状況が!!

 

こんなところで降られると雨宿りするところもないけど、停まっていても仕方ないので濡れるのを覚悟で進みます。

 

 

宇治川の対岸には日本中央競馬会が管理する『京都競馬場』(淀競馬場)が見えます。

 

2020年11月から大規模な改修工事のため競馬開催を休止していましたが、2023年4月22日にリニューアルオープンしました。

 

 

さくらであい館まで帰って来たので、一休みして抹茶アイスを(^^)

 

その後は往路と同じ淀川サイクリングロードを走って自宅へ。

 

通る前に降って、水たまりが出来ているところもありましたが、直接降られることも無く、濡れずに帰れました。

 

 

発 : 午前      10:00 

 

着 : 午後        4:00

 

走行距離      67 Km

 

それなりの距離のポタリングとしては5月のビワイチ以来です。

 

今日は台風の影響で曇り空&風もあって、あの体温以上のクッソ暑い真夏の気温に比べたらかなりましになり、熱中症の心配も少なくなりました。

 

徐々にポタリングの回数も増やしていかないと足が鈍り切ってしまいますよ(^^;