キッチン・ストーリー | となの部屋 My dear various disturbing movies

となの部屋 My dear various disturbing movies

大好きな映画について書いています

salmer fra kjokkenet 2003年


監督:ベント・ハーメル
出演:ヨアキム・カルメイヤー、トーマス・ノールシュトローム他


1950年初頭、スウェーデンで発足した「家庭研究所」が、製品開発のため、「独身男性のキッチンでの行動パターン」を調査を開始。

連なるトレーラーでノルウェーへ送り込まれた調査員の1人、フォルケは、該当者イザックの家へ。「会話をしてはいけない」などの調査ルールの中、独身男と中年調査員のマン・ツー・マンの調査が始まった。気まずい調査の日々が続いたある日、ルールを破ってフォルケとイザックは会話を交わし・・・。


☆☆☆☆☆


ジャンルは、人間っていいな、ドラマ。可笑しくて、寒くて暖かくて味わい深い。


「独身男性のキッチンでの行動パターン」調査、という設定だけでもかなり笑える。でもキッチンが出来たばかり(?)の頃の商品開発にはとても大切なことなんだろう・・・けど・・・けど・・・。


部屋に専用の椅子を構え(テニスの審判みたいな)、じーっつと行動を観察するフォルケ、「いつものように」行動するイザック。「いつものように」といっても、研究所とかならともかく、自分の家に他人がいる、しかも1日2日じゃない。何をするにも椅子の上から隣国の男が見ているわけで・・・。なんとも気まずい。いたたまれない・・・。


だから人っていいな、がいっぱい詰まってる。同時に、でも人って悲しいな、もちょっと詰め込まれてる。それでもやっぱり人っていいな。

現在ののキッチン規格のどこかに、フォルケの調査(つまりイザックの行動)が生かされてるかも?


タック、イザック!