こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

雨が降った後には、桜が咲いてしまいそうな陽気でした。

もう3月に入ったのだからとも思うけれど、ちょっと暖かすぎる気もします。

 

さて、今回はフェリーの記事を書いてみたいと思います。

先日男木島に行ったのですが、男木島の島内を見たのではなくて、フェリーしか見ませんでした。

(ちなみにフェリーを見に行ったわけではない)

まあ特にフェリーにとても興味があるわけではないのですが、灯台や水仙のことは昨年書いてしまっているし、きっとこれから始まる瀬戸芸で、今年はもう一回行くだろうから、その前に男木島行きのめおん2のことを書いておこうと思います。

1匹の猫を除き瀬戸内海の海や港以外は、他に特に何も出てこない内容ですが、雌雄島海運が運航し、高松港と女木島・男木島を結ぶカーフェリーめおん2のことなんかに、もしご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

 

女木島・男木島のフェリー乗り場とめおん2の船内

もちろん人それぞれのことなので、どのくらいの頻度でフェリーに乗っても全く構わないのだけれど、僕は「めおん2」には大体年に1度ほどのペースで乗っているようです。

2016年は2回、2017年は行っていなくて、2018年に1回、そして2019年は今回を含めておそらく2回、という具合です。

何回か乗るたびに思っていたのは、結構短い時間(40分くらい)で男木島へ着いてしまうので、もう少しじっくり景色なんかを見たいな、と思っていました。

しかし、島に到着してから見たことなんかをメインに書くことがどうしても多くなってしまって(まあ目的がそれだから当たり前ですが)、フェリーが、というお話は前後に少しだけ登場、という感じになっていました。

そこに面白味があるかどうかは別にして、少し詳しく見てみたいと思います。

 

最初は場所から。

 

 

かがわの中でも真ん中よりやや東のあたり、高松の沖合にあります。

 

 

南にある女木島も男木島も高松市になるので、同じ市内です。

そうやって考えると、海から県境まで、高松は南北に長いなと思います。

 

 

高松港からフェリーは出ますが、はじめての方は迷いますよね。

 

 

まあ、これ以上にわかりやすくすることは難しいのですが、「乗り場はどこか?」といえば「③」という案内になっています。

桟橋は?と言われれば「第一桟橋」となります。

 

 

しかし、もし尋ねるのであれば「③」とか「第一桟橋」などと言ってはいけません。

地元のかがわさんはあまり「③」とか「第一桟橋」とかは使わない(言わないし知らないと思う)ので、「めぎ・おぎのフェリー乗り場」の方が通じます。

そして雌雄島海運さんの乗船券売り場は、建物の中ではなくて、建物の海側の端っこにあります。

 

雌雄島海運の乗船券販売窓口の場所

 

え、こんなところに、という感じもしますが、人がちゃんといるので行ってみてください。

フェリーなので、クレジットカードや電子マネーのようなものは一切使用できません、すべて現金のみです(2019年2月現在)

 

瀬戸芸の期間中、季節や曜日によっては、販売窓口から長々と列ができることがありまして、

 

 

こんな感じになることもあります。

 

さて、乗船券を購入したら、フェリーに乗り込みます。

 

 

 

フェリーに乗ると、ちょうどこの日はイベントがあったので、満員のお客さんです。

ですので、この日の船内写真は撮りにくかったので、2016年の写真を掲載しておきますね。

 

 

めおん2の最大旅客定員は420名とあります。

ますは室内の座席から。

 

めおん2の室内座席

 

めおん2の室内前方座席

 

前の方はゆったりシートみたいになっていて、前方の窓から進行方向が眺められます。

暑い時には冷房が、寒い時には暖房が効いているので、僕のようにどうしてもフェリーの外で写真を撮りたいという方でなければここがお勧めです。

 

めおん2の室内シート席

 

何という場所なのかは表現しづらいのですが、座敷のような場所があって、ここも結構人気です。

足を延ばせるので、帰りの便では皆さん横になって眠っているゾーン。

 

続いてデッキの方です。

 

 

椅子もいくつかあって、喫煙場所もここなので、たばこを吸う方がいると臭いです。

できればもう全て禁煙にしてほしいところ。

 

自販機が設置してありますし、一つ下の階にはトイレもあります。

 

 

そして、その中二階のようなところから、係の方が係船索を外したら、いよいよ出航です。

 

高松港から男木島へ

今回乗ったのは午前8時に高松港を出る便です。
男木島を7時に出る便が男木島の始発で、その折り返しの便が8時高松港の始発となります。
 
 
最初は港の岸壁の方を向いているのですが、やや後退したのちに反転して進みます。
結構くるりという感じで回るのですが、なかなか面白いと思うところです。
 
気が付くとサンポートがどんどん遠ざかっていきます。
 
 
東側には屋島が見えます。東の漁港から来たのか、漁船が一台並んでいました。
 
 
反対側、西の方には防波堤が続き、その先端には赤灯台せとしるべです。
 
 
朝の人影はまばらで、3人ほどでした。
 
赤灯台、白灯台を抜けていくと、もうすぐに女木島です。
 
 
もしかしたら、ちょっと違うかもしれないのだけれど、港の中で方向を転換して北の男木島へ向かいます。
 
 
資材が置かれていたから、何がの工事があるのでしょうね。
 
 
竜王山公園で見た彫刻が「アキホタタ」さんの作品で、こちら女木島の鬼さんもアキホタタさんの作品だと知りました。
作った方の情報があると、やっぱり見方が変わりますね。
 
 
めおん2は女木島を離れ、次の目的地男木島へ向かいます。
 
 
出航した際には、雲が多かったのですが、徐々に雲が切れ、太陽が見える時間が多くなりました。
前方の席はたくさんの人がいたので、遠慮していましたが、少しだけお邪魔して前の窓から撮りました。
 
 
正面の遠い島は直島、右側手前の島が男木島です。
丸く突き出た岩山を回り込むと、男木港です。
 
 
時間通りに男木島、男木港へ到着です。
 

男木島から高松港へ

まあ、いつもならばゆっくり男木島の島内を紹介したいところですが、今回のブログではすぐに帰ります。
 
 
僕は8時のフェリーで来ましたが、10時に高松港を出た便も満員だったようです。
この写真を見ながら、ここで島内を歩いていたら、この写真を撮れなかっただろうなと思います。
そういう意味では、じっくりフェリーを観察出来てよかったです。
 
 
男木島に住む方以外、ほとんどの方が高松からの往復乗船券を購入するだろうから、あまり乗船券のことで寄ることはないのだけれど、もし片道しか買っていなかったら、ここで買うのでしょうね。
それもよいかもしれない、と何となく思わせる素敵な建物、男木交流館。
 
 
 
フェリーに乗るため、係の方に乗船券を渡すと、ちょうどその横に一匹の猫が座っていました。
 
 
別に何をしているわkでもなくて、ただ座っているだけでしたが、ちょうど見送ってくれているような雰囲気でした。
まあ、猫には猫の気持ちがあるのだろうけれど、僕にはそれはわからないから、ただそんな風に見えました。
 
 
前のシートに座っていた男の子が隣で「見送り猫まだおるよ、あそこにまだおる!」と言っていたので、確かにそんな風に感じたのは僕だけではなかったようです。
やがて離岸すると、猫は港を離れて行きました。(よかったら動画を見てみてください)
猫は6:44くらいのところにいます。
 

 

男木港を出る時も、またくるりと反転します。

 

 

 
来た時と同様、めおん2は女木島に立ち寄って高松へ向かいます。
 
途中で「めおん」とすれ違いました。
 
 
人の少ない中2階のようなところで写真を撮ったりしていたのですが、冬場は風が吹き抜けて寒かったです。
春夏は気持ちのよいところなのだけれど。
 
 
女木島では、来た時とは逆方向から入り、港に接岸します。
そして、下がって、入ったところとは別の切れ目から出ていきました。
 
 
まだまだ乗っていたい気もするけれど、女木島を離れると、もうすぐに高松港が見えてきます。
 
 
 
朝はまばらだった人影も、少し増えていたように思います。
 
 
フェリーや海の写真ばかりで、何だかどうかな、と思うのですが、まあ、女木島も男木島もとても良いところですから、機会がありましたら行ってみてください。
 
それでは、今日はこの辺で。
 
いつもお読みくださり、ありがとうございました。
 

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