ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをおよみいただき、ありがとうございます。
朝は少し雨が落ちていましたが、昼過ぎにはやや薄日が差していました。
そして先ほどあたりが真っ白になるほどの雨。
天気予報のとおり、今日は天候の変わりやすいの香川です。
さて、先日お知り合いの方からあるお野菜を頂戴しました。
その名も
「金時(きんとき)ニンジン」
です。
以前、僕はこれを「京ニンジン」と呼んでいました。
「金時ニンジン」という呼び方を知ったのは、かがわへ来てからです。
濃い赤色が印象的です。
左が西洋ニンジン、右が金時ニンジン。
ちょっと、調べてみますね。
ニンジン(Wikipedia)
フフフ、ありました。
やっぱり「京ニンジン」って呼ばれています。
元々が「金時ニンジン」で、京料理でよく使われるから「京ニンジン」と呼ぶのでしょうかね。
かがわでは、あまり京ニンジンという呼び名は聞かないような気がします。
11月くらいになると、一斉にスーパーの店頭にも並び始めるので、金時ニンジンを見ると
「あ、そろそろお正月の時期が近いのだな」
という気持ちになってきます。
あら、金時ニンジンの生産日本一なのですかね。
かがわさん、すごーい、日本一。
香川県 讃岐の食 地産地消 金時にんじん
「ニンジン」は「にんじん」の表記の方が良いのでしょうか。
以下「にんじん」としますね。
いくつか金時にんじんには疑問があります。
一つ目はその甘さについて。
「金時にんじん」と「西洋にんじん」はどちらが甘いのか。
もう、はっきり言って、僕は甘いのはどちらでも良いのですが…。
金時にんじんについて書かれている記事を見るたびに、「こちらが甘い」、「いやこちらが甘い」と、どっちでも適当に書いているのでは?と思っています。
ちょっと思うのは、料理の仕方や用途で違ってくるのではないでしょうか。
僕は個人的に、生で食べて甘いのは西洋、火を通して甘いのは金時、シチューやカレーでは西洋、和風の煮物では金時…。
もうはっきり言って、キリがありません。
若干、甘さや味の濃さそのものが違うという気がします。
個人的には、「どちらが甘い」というのは、やめてもいいと思うのですが…。
その二はその名前、「金時」という名前です。
僕の中で金時といえば、「豆」「芋」「かき氷」が三大金時です。
いずれも、甘いイメージで、かがわの方も「金時豆の天ぷら」を好んで食べています。
*追記
その後2015年9月に金時豆の天ぷらを作りました。
*追記終わり
「少し塩気のある天ぷらの衣と、甘い味のキントキマメ、これをうどんと一緒に食べるのが何とも言えず美味しい」
のだそうです。
ちょっと横道にそれましたが、正直に言うと、金時にんじんは、これらほどは甘くありません。
もっと、青々しいにんじん特有の香りが強いです。
なぜ、金時○○となったのでしょうね?
あ、ありました、名前の由来。
農林水産省 金時にんじん」について教えてください。
なるほど、赤が強いので、「真っ赤な顔した金太郎」からきているのですね!
金太郎、坂田金時ですね。
確かに金時が付いた豆も、芋も赤っぽい色をしていますね。
甘さではなく、深い赤色を「金時」って言うのですね…。
知らなかった…。
金太郎にんじん…。
かがわの金時にんじんはこれから旬の時期を迎えるようです。
かがわにいると、何となく当たり前にあるように気になりますが、お正月、県外では結構な値になるようです。
![]() | 価格:388円 |
甘くても、そうでなくても、料理によってはとても味わい深い、金時にんじん。
産地の近くで食べられる喜びをかみしめながら、美味しくいただきたいと思います。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
レシピも彩りが良い感じです。どれにしようかな…。
COOKPAD 金時人参のレシピ。