第十四話 伊東美咲のPC奮闘観察記
昨日から本格的に寒くなりましたね!
ウチの伊東美咲は、朝から「しゃびー、しゃびー(寒い、寒い)」と、お経のように繰り返しています。
みなさんも体調には気をつけてください(^0^)
さて、今日の伊東さんは…
「ちょっとぅ、何でできないの~?」
ほほをぷくっと膨らませながら(可愛くはない)、伊東さんがPCに向かってしきりにぼやいています。
何事だろう?と思うだけで、そのまま仕事に没頭していましたが、伊東さんの言葉は止まりません。
もう、独り言の域を超えて、明らかに誰かに「どうしたの?」と声をかけてもらいたがってます。
みかねて、先輩が尋ねました。
「みっちゃん、何を苦戦しとるん?」
「(待ちわびたかのように、すらすらと)なんかねえ、さっきから印刷しようとしてるんだけど、全然紙が出てこないの。
さっきから、10回くらい試してるんだけどねー」
「そうか~、パソコンのことは俺じゃわからんからな。若いやつに聞いたほうがいい」と言って、先輩は僕にふってきました。
確かに、またうるさくなる前に、さっさと終わらせた方がいいかもしれない…と判断し直した僕は、
「どうしたんですか、伊東さん?異常があるんやったら見てみましょうか?」と、
「だったら最初っからそうしてくれ」とつっこまれるのを覚悟して、伊東さんのパソコンを触りはじめました。
確かに、印刷ボタンを押しても出てきません。
ああ、これってプリンタ側に原因があるんじゃないんかな?トナーが何々です、とか…
そう思ってプリンタを調べてみると。
電源、入ってませんでした(ノ∀`)
僕が無言でスイッチをつけると、脇で見ていた伊東さんが、
「なーんだ、ついてなかったのね~!京太郎くん、最初につけといてくれないと!」
…え?
いつから俺の仕事になってたんですか?
せめて「ありがとう」の一言を聞かせてください(´Д⊂)
事件は無事解決し、僕は「まあ、いつものことやし…」と自分に言い聞かせ、席に戻りました。
この後、伊東さんにかるく天罰がくだったのです。
(;´Д`)…もちっと続きます…
僕と弟 その2
二台のPCに、DOS窓が30個以上開いてるという、異様な光景に立ちすくんでいたところに、弟が席に戻ってきました。
僕「なんか、すごいことやってるな」
弟「ああ…まあね」
言い忘れましたが、
僕と弟の関係は、
「仲が悪いわけじゃない」ってレベルです。
こうやって会話してるときも弟は、
画面に夢中で、僕の目を見て話してくれません(´Д⊂)
僕「これは自動で経験値稼いでくれるツール使ってるん?」
弟「ああ…まあね」
弟、さっきと同じ返事です。コピペです。
僕「ふーん。やけど、こんなたくさん動かしてたら管理も大変やろ?」
少し皮肉っぽく言うと、
弟「でも、そのほうが高く売れるから」
僕「なるほどねえ」
このとき僕はまだ、弟が言った言葉の「本当の意味」を理解してなかったのです。
僕「たくさんアカウントID持ってると、お金もようけかかるやろー?毎月1500円くらいかかるんちゃうん?」
弟「ああ…でも、それくらい、アイテム売ったらすぐ儲かるから」
?
僕「ゲームのお金が、やろ?」
弟「いや、現実に売ってるよ。お兄ちゃん、RMT知らんの?」
…?
弟「ゲームで稼いだアイテムとかを、他の人にホンマのお金と交換してるんや」
…!?
なんと弟は、ゲーム内のアイテムを現実世界の現金で取引して金儲けをしていたのです!
どうりで、いくつものアカウントIDを持ってまで、PCを二台使ってまで、ゲームし続けるわけです。
ゲームすると言っても、弟がするのは確認と取引くらいで、あとはDOS窓が30個くらい開くツール(BOT
というらしい)が、自動的に「アイテム稼ぎ」をして、弟にお金をくれる…というわけです。
ちなみに、予想通り、このBOTは一般のゲームユーザーからは嫌われてる
らしい。
弟はそれがどうした、と言わんばかりに話していましたが。
僕「へ~、そんなんあるんや!今までどれくらい儲けたん?」
弟「えー、まあ結構いってるで…」
具体的な金額を言いたがらない弟。ひょっとして、数万円くらい稼いでいるのでは?
僕「ここまで来たら、最後まで言うてえな。どれくらいなん?」
弟「ん~…。トータル、350万くらいかな」
( ゚д゚)
(つд⊂)ユメナノカ?…ゴシゴシ
(;゚д゚)
(∩;゚д゚)キキマチガイ?…アーアー
(((( ;゚Д゚)))
…
ΣΣ(゚Д゚;) what----!?(訳:なにーー!?)
350万…!?
(;´Д`)…俺の年収より稼いでるやんけ…
そのあと、弟は言い訳するかのように付け加えました。
弟「最近、相場が落ちてきて、もうあんま高く売れへんのやけどな」
( ゚д゚)…
( ゚д゚)、…ペッ
てか、これ以上稼いでるようやったら、
通報します。
警察じゃなくて、税務署に。
俺は仕事する。手元に残るの、100万ちょい。
弟は遊ぶ。手元に残るの、350万。
人生こんなものですか…
(´・ω・`)ガッカリ…
(´・ω・`)…
ε=ε=┏(;´Д`) ┛ラグナロク、カッテキマース!
僕と弟
最近見つけたお気に入りのブログ、
「女 21歳 変態? 只今ムンムン期間チュゥー
」 byおろろんさん
ぶっちゃけ、タイトルに惹かれてクリックしたんですが、
ハジけっぷりが楽しいです(^0^)
ちなみに、プロフィール欄を見て、
彼がいることがわかって、
意味はないはずなんですが、
(´・ω・`)ガッカリ… ってなったのは
僕だけですか?
さて、おろろんさんは、母親の誕生日プレゼントが弟と被った
そうですが、
僕もかつて、弟のことでショックを受けたことがあります。
ことのはじめは、約一年ぶりに実家に帰った時のこと。
当時、弟はパソコンゲーム「ラグナロク・オンライン
」にハマってました。
複数のアカウントID
を持っているようで、
パソコンも二台使ってました。二刀流です。
(;´Д`)…2ちゃんねるの自作自演 じゃないんだから…
どちらのパソコンも、電源は一日中落とされることなく、
DOS窓が30個くらい開いて、
自動で経験値やアイテムを稼いでました。
DOS窓とは、こういうやつです。
↓
これが、デスクトップに30個以上重なって開いてるんです。
パッと見、
すごく高度な理数系の処理をしてるようです。
でもよく見ると、DOS窓には
「9のダメージ!」
「ミス!」
「鉄の剣(6):200P」
なんで文字が、目で追うのもやっとのスピードで、次から次へと躍ってるわけです。
そんな画面を、なかばあきれ気味に、なかば感心しながら見ていると、弟が部屋に戻ってきました。
そして弟の会話で、僕の気持ちは、
驚きと、
悲しみに変わるのです。
(;´Д`)…続くのです…
第十三話 エアコン降臨! その2
魔法のステッキ(リモコン)をかざし次々にエアコンを降臨させていく、魔法少女
ならぬ、魔法中年女の伊東美咲。
しかし、歳不相応な遊びをしていた報いなのか?やがて悲劇が訪れました…。
部屋の一番端にあるエアコンを降臨させた伊東さん。
しかし、そのエアコンの真下には、部屋を区切るためのパーティションがあったのです。
こういうやつです。
↓
一同、「やばいんじゃないの?」という視線でエアコンに、次に、伊東さんに目をやりました。
伊東さんも、あせりながらリモコンのボタンを連打していますが、エアコンは止まりません。
そして。
カン…。
小さな衝撃音だけがして、あとは静かになりました。
エアコンはパーティションの真上に水平にのっかったまま、糸が切れた操り人形のように、ピクリとも動かなくなりました。
みんなも、ピクリとも動きません。
沈黙を破るように、また、バツが悪いのを隠すように、いつも以上にすねた声で
「あー、止まっちゃったよ~。…あはは(笑)」
(;´Д`)…そこ、笑うとこじゃないです…。
エアコンは「下がる」の命令中のためか、「上がる」を受け付けません。
さっき、僕の頭上隣まで来て、もどっていったエアコンのように、
一度下がりきらないと、上に戻っていかない仕組みのようです。
早くしないと、朝のミーティングが終わって、部長や課長が戻ってきます。
結局、伊東さんは先輩に助けてもらい、エアコンを斜めにして、パーティションのわきを通りながら完全に降ろさせることに成功しました。
満足したように、斜め状態のまま天に昇っていくエアコン。
みんなも、ほっと胸をなでおろしたところで、伊東さんが
「なるほどねー。よし!これで使い方バッチリだ♪」
一同
!?
(;´Д`)…もうエアコンは、そっとしといてあげてください…。
第十二話 エアコン降臨!
先週まで、仕事場のエアコンの調子が悪かったようで、時々「ゴオォォ!」とJOJOみたいな、うるさい音がしてました。
それを聞くたびに、伊東さんが「もう~。う・る・さ・いぃ~!」と、うるさくぼやいていました。
そんなわけで、先日の日曜に業者の方に来てもらい、新しいエアコンが設置されたのです。
新しくなったというだけでも充分注目の的なんですが、このエアコン、今までのと違ってリモコンがついてきました。
朝のミーティングで部長と課長がいなくなったのを見計らって、伊東さんを中心に、パートさんらがリモコン片手に騒いでます。
パートA「なに~、エアコン新しくなってるやん!」
伊東さん「先週、日曜に工事するって言ってたじゃない~」
パートB「リモコンまでついてきてるやん」
伊東さん「あーほんとだー!なんかめっちゃボタンあるじゃん!」
そうして、伊東さんはエアコンに向かってリモコンをかざし、風向きや風量を変えたりしています。
すると。
ガー…。
なんと、エアコンが下に下がってきました!四隅をひもでつられた状態で、ゆっくり降りてきます。
パートA「うそ~、なになに!?」
パートB「あ、これって、フィルターとか掃除するために下げれるんじゃない?」
伊東さん「へー、面白いじゃーん」
「でも惜しいな~、もう30cmくらい京太郎くんが左に座ってたら、頭にぶつけれたのに!ねえ、ちょっと寄ってみてよ(笑)」
(;´Д`)…いやです…。
僕は適当に愛想笑いを浮かべてスルーしました。
伊東さんは、一個、また一個と、次々にエアコンを下ろしていきます。
そうこうしているうちに、僕の頭の隣くらいまで降りてきていたエアコンが上に戻っていきました。
どうやら、完全に下がりきると戻るようです。
そんななか、悲劇が訪れました。
(;´Д`)…続くのです…
第十一話 伊東美咲の休日批評
「こんな休日の過ごしかたは嫌だ。 」でお話したとおり、
田舎のマイナスイオンより、都会の排気ガスに癒される性格の僕は、週末よく都会に遊びに行きます。
一人で。
いや、全然寂しくはないんですよ。
ほら、森林浴とかって、一人で行くでしょ?それと一緒です。
ってなことを、今日、会社でみんなに話してたら、
伊東さんが話しに混じってきて、
「京太郎くん、友達いないんじゃないの?(ニヤニヤ笑)」
直です。
みんな思ってたのかもしれないけど、あえて言わないでいてくれたのに。
(;´Д`)…伊東さん、空気読んでください…。
なんでこの人は、
自分が言われたら嫌だなあと思うであろうことを、人に言うのでしょうか?
ていうか、
(#゜Д゜)<おめーこそ友達いるのかよっ!(心の中で愚痴を叫ぶ)
結局、話はそこで中断になり、みんな仕事に戻りました。
俺が、友達いない人と思われたままで。
次にこんな機会があったら、
ぜひ伊東さんに、こんな質問をしてみたいと思います。
(;´Д`)…伊東さんは、異性の友達と遊びに行ったりしないんですか?…。
テスト・ザ・ネイション!
テレビ朝日の「テスト・ザ・ネイション 」(IQテスト2005)に挑戦しました。
アメブロガーのみなさんも多数受験されたようです。
他の人の結果…気になるのが人情ですよね?(笑)
そこで!ここにアメブロガー限定・結果発表をしたいと思います!
どうぞ、受験された方は、コメントで書き込んでください(^0^)
(;´Д`)…全然来なかったら、この記事消そ…。
第十話 宴の終わり
書き忘れてたんですが、社員食堂のコーヒー自販機の無料試飲期間、昨日で終わりました。
伊東さんが、仕事場にコーヒーを持ってこなくなりました。
(;´Д`)…もう二度と持ってこないでしょう…。
第九話 1分でわかる伊東美咲 その2
今日もまた、伊東さんの他己紹介したいと思います。
前回、箇条書きで書いていったら、なんとなく重苦しい記事になってしまったので、
今回は、「伊東さんの魅力」を掘り下げていこうと思います。
…
何を書こうか…
…
(;´Д`)…そのまましばらくお待ちください…。
…
ああ、そうだ!←なんか、わざとらしいですね(笑)
今までの記事を注意深く読んでくれた方なら、もうお気づきでしょうが、
(;´Д`)…それ以前に、読んでくれてる人がどれだけいるんだろう…?
伊東さんは、とてもかわいらしい一面を持っています。
ぶりっこってわけじゃないんですが、全体的に子供っぽい話し方なんですよね。
例えば、最近の伊東さんの癖は、
イスに座るときに、「よいしょ♪」とつぶやくことです。
時々、「よいちょ♪」になります。
ある意味、素直な人なんですよ。
自分の欲望に対しても。
(;´Д`)…振り回される周りは大変ですが…。