『 オデッセイ 』 → 『 愛を読むひと 』 | たたら劇場

たたら劇場

多々良光洋のブログです

 

じぶん映画の(←ひ! の分。
( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする()←ひ!)

 

 

Vol.295

『 オデッセイ 』

監督/リドリー・スコット (2015)
 
■Story火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

 

■感想

内容はシンプルなんですが台詞が難解で、途中字幕では追いつけなくなって吹き替えに切り替えました(°Д°;≡°Д°;)

映画館(字幕)で観るか迷った作品だったんですが……結果オーライかも知れません。。

宇宙ものは息苦しくなってしまう所もあるんですが、この作品はほぼ希望だけを感じながら観られ、宇宙の恐さよりも、宇宙の素晴らしさだったり、生きるチカラだったり、食事や音楽や人とのコミュニケーションなど普段の何気ない幸せを再確認させてくれる映画でした。

 

 

 

 

 

Vol.296

『 愛を読むひと 』

監督/スティーヴン・ダルドリー (2008)
 
■Story

1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル(デヴィッド・クロス)は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。

 

■感想

凄く良かったです。。

法廷で読み書きが出来ないという証拠を出してハンナを救うか、ハンナに恥をかかすか……20歳そこらのマイケルにとっては難しい決断だったでしょうね(゚-Å)

一瞬でも判定の逆転を期待してしまった僕よりずっと大人でした。。

互いに年をとって釈放間近に食堂で話すハンナの反応を見て嫌な予感はしましたが、ラストまで切なかったです。