『 幽玄道士 キョンシーズ 』シリーズ4作品 | たたら劇場

たたら劇場

多々良光洋のブログです

 

じぶん映画の(←ひ! の分。
( 芝居を学び、芸術に触れ、心を豊かにする()←ひ!)
 
 
童心に返り、『幽玄道士』シリーズを一気見しました♪
今回は感想というよりも懐かしみ、です(▰˘◡˘▰)笑
 
大人になって理解出来たのが、キョンシーは出稼ぎ先などで亡くなった方を運ばず歩かせて故郷に送り帰す事の出来る法術なのだという事を知りました。

面白い発想ですが、お札が取れたら吸血鬼になってしまう……ハイリスクハイリターンな話ですね。

 

 

Vol.291

『 幽玄道士 キョンシーズ 』

監督/チャオ・ツォンシン (1985)
 
■Story

大道芸人の親方が4人の孤児を引き連れて旅をしていた。そこにキョンシー隊を引き連れた道士がやって来て親方がキョンシーに影を踏まれ、災難な出来事ばかりが起きるようになってしまう。親方の影を踏んだキョンシーに逆恨みした孤児たちは、そのキョンシーをマンホールに落とすが、児童虐待の疑いで警察に捕まった親方のいる牢屋のマンホールからキョンシーが現れ、警官隊を助けるために闘った親方がキョンシーに襲われ、死んでしまう……。

 

■感想

孤児の4人とテンテン、金おじいさんの出会い、親方の死、ベビーキョンシーのいたずら、デブ隊長のお決まりの邪魔、特別霊魂などなど自分の記憶の中のキョンシー象はほぼこのシリーズ1に詰まっているような気がしました。

懐かしく、ストーリーも本当に面白かったです。

小学生の頃、お札を真似て書いたり、「道を開けろぉ、キョンシー様のお通りだぁ」とキョンシーごっこを良くしていたんですが、やはりインパクトが強かったのか、30年以上経っている今でも良く覚えてるシーンばかりで驚きました。

親方や金おじいさんのアクションも素晴らしく、もしどれか1本で迷うような事があったら断然この1がおすすめですっ!

 

 

 

 

 

Vol.292

『 幽玄道士 キョンシーズ2 』

監督/ワン・ツ・チン (1987)
 
■Story

キョンシーになった親方を埋葬をしようと移動中にベビーキョンシーに棺のお札を剥がされてしまう。再び親方キョンシーは復活した。また、外人がキョンシーに興味を持って、キョンシー2体盗んだ事によって町はキョンシーに襲われていく。金じいさんはキョンシーを取り戻しに行っている間に親方キョンシーが子ども達を襲った。そして、スイカ頭がキョンシーの毒牙にやられる。金じいさんと孤児達は最後の戦いを挑み特殊霊魂を使ったが、親方キョンシーにはかなわなかった。絶望かと思われた時 スイカ頭をダイナマイトを腰に巻きつき親方キョンシーと爆死した。

 

■感想

2はデッパとチビトラが急にいなくなり、チビクロはCast変更と、続編としては違和感がありましたが、この回はやはりクライマックスのスイカ頭の爆死に尽きます(゚дÅ)

子供の時は衝撃で、スイカ頭ロス症候群になったような気がします。笑

キリスト信者らがアメリカにキョンシーを連れて帰ろうと企てるという以外は1と同じようなベビーキョンシーのいたずらや親方キョンシーとの激闘が続き、少々ネタが尽きたような退屈なシーンも続くのですが、このスイカ頭の爆死で全て盛り返された感じです。

 

 

 

 

 

Vol.293

『 幽玄道士 キョンシーズ3 』

監督/シュ・イェン・ウェン (1988)
 
■Story

スイカ頭の死後、金おじいさんとテンテン達はキョンシー隊を連れて旅に出た。その道中、強盗に襲われている兄妹を助け、お礼に屋敷に招かれる。しかし、その晩、キョンシーを悪用した殺人が起こり、金おじいさんとテンテンたちは犯人として捕らえられてしまう。
なんとか逃げ出すことに成功したが、キョンシーを操っていたモミジ道士とその父ムササビ道士が現れ、金おじいさんはムササビ道士の手に落ち、闇の特殊霊魂にされてしまう。テンテンたちは、モミジ道士から逃れ、金おじいさんの古い友人であるマーボおばあさんの所に向かい、助けを求める。その願いを聞きいれたマーボおばあさんは、テンテンたちと共に、金おじいさんを救うべく立ちあがった!

 

■感想

3はほぼ記憶にないシーンばかりでしたが、スイカ頭のキョンシー化、モミジやマーボおあばあさんの登場、金おじいさんが闇の特別霊魂になるあたりをうっすら思い出し、見た事はあるんだろうなぁとは思いましたが、フルメタルキョンシーと八卦将軍(はっけしょうぐん)は完全に忘れていました。。

1のチビクロがモミジ一味の闇の特別霊魂で登場したり設定のブレブレ感は続き(笑)、おそらく2からは無理やり続きを作ったんだろうなぁという印象でちょっと笑えて来ました。

 

 

 

 

 

Vol.294

『 幽玄道士 キョンシーズ4 』

 

監督/チン・チュンリャン、ツァイ・ヤンミン (1988)
 
■Story

テンテンが生まれる前、金おじいさんは孫の護衛兵として、フルメタルキョンシーを訓練していた。しかし、テンテンの父が悪霊に乗っ取られるという事件の最中に、フルメタルキョンシーが盗まれてしまう。10数年後、成長したテンテンは、金おじいさんとともに父を探す旅に出かける。道中で、フルメタルキョンシーが人々を襲っているという話を耳にし、その居場所を探し出す。テンテンたちは、キョンシーを操っていた犯人をつきとめ、騒動は収まった。そこに、悪霊に乗り移られ、変わり果てた姿になった父が現れる。しかし、再会も束の間、テンテンの父は悪魔に命を奪われ、再び連れ去られてしまう。悪魔を倒し、父を取り戻すべく戦いの準備をするテンテンたち。しかし、死人をすべて生き返らせ襲いかかる悪魔の前に、テンテンたちは苦戦を強いられていた。

 

■感想

4はまたまた物凄く覚えているシーンばかりでしたが、キョンシーだけではなく魔王も登場たり、チビクロは1のCastに戻っていたり、テンテンが大人(「新桃太郎」の林小樓)になり、大人なのでチビクロらと出会っているはずだったり一緒に成長しているはずが振り出しに戻っていたりと、もはや続編なのか良く分からない状態でした……(笑)

まぁ細かな事は言うな!という事ですかね(笑)

 

4で特に印象に残っていたのが日本語吹き替えです。

面白かったんですが、台詞も少しおふざけに走っているのか、あのねのねの原田伸郎さんがダメ親方を演じ、赤とんぼを歌ったり、猫ニャンニャンニャン、犬ワンワンワンなどのギャグ?も盛り込まれていたり、魔王役の叫びは「お前の母ちゃん出べそ」とか「思い知ったかベロベロバー」とか笑ってしまうほどテキトーな事を言っているんです。笑

でも小学生の記憶に残した訳ですから、スゴイ事なのかも知れません。

 

 

小さい頃に好きだったものを今この歳で見直すというのも乙なものですね♪

ワクワクする素敵な時間になりました。

 

 

 

 

 

良かったらフォローお願いします!