H課長が真っ赤なマフラーをして仕事をしている所が
見たくて、マフラーをして仕事をする事にした柏木さん。
当時はまだウォームビズなんて言葉も無く
ましてやマフラーをして仕事する人なんて
社内にいませんでした。(今でもいませんw)
しかし、一人マフラーをして仕事に励む柏木さん。
仕事中にする丁度良いマフラーなんて持っておらず
手持ちの水色のチェックのマフラーを巻いていた柏木さん。
H課長とは最初にこんな約束をしていました。
H課長「一週間、巻き続けなさい」
…一週間…長い。
しかし、社内は寒いし
もしかしたら万年悩み続けている肩こりにも
マフラーで首と肩を温める事は良いのではないだろうか?
と思い直し、何とか一週間継続。
一週間後
H課長「まだ寒いから、続けなさい」
え?一週間じゃなかったの??
H課長「あともう少し続けたら、真っ赤なマフラーしてやるよ」
と、何とも上から目線で言われ、継続。
その間、マフラーをしていた柏木さんに
L子さんはこんな事を言いました。
L子さん「黒(マフラー)にしなさい」
黒いマフラー、持ってないし。(-゛-)
H課長との約束の為にマフラーを買う気にもなれず。
水色のチェックのマフラー継続。
L子さんがこんな事を言う位だから、他の人の目にも滑稽に見えていたに違いない…。
なんだか先の見えないマフラー生活が
日々繰り返されて行くのでした…。
<つづく>