柏木さんの会社は、いわゆる『商社』との取引があります。
K次長に
「商社なんてもんは、『数売ってなんぼ』の世界や」と
これまた関西人のような口調で教えてくれました。
ただね、柏木さんの会社と取引してる商社って、
やたら○カが多いんです…。
最近、そーゆータレントは流行ってますが
タレントと商社マンと一緒にしちゃーいけません。
「そんな商社、会社としてやっていけるのかーーーーー」と言いたいくらい
どうしようもない人が揃ってます。
そんなどうしようもない人を、今日は1人紹介します。
柏木さんは、ある商社から書類を受け取りました。
その書類は、致命的な間違いがありました。
そんな書類を受け取る事は出来ないので
文句の電話をかけました。
商社マン「間違ってたんですかぁ~。じゃあ、今から訂正して持って行きます。」
全っ然反省の色無し。
まずは
あやまれーーーーーーヽ(`Д´)ノ
お前が間違えてるんだろがーーーー
そして、しばらくして、やって来た。
しかし…
「ん?」
その商社マンは手ぶらで会社にやってきた。
商社マン「あ~。どこが間違ってたかわからなかったので、聞きにきました~あはは」
絶句。
しかし柏木さんはその男に書類を見せ、丁寧に説明をしました。
これだけ説明したらわかるだろう。と思った矢先
商社マンが口を開いた。
「僕、新入社員なんです」
だから何だーーーーーーーー!!!ヽ(`Д´)ノ
この男、新入社員だから、何もかもが許されるとでも思ってんのか!?
そんなの、自分の会社なら通用するかもしれないが
取引先に通用するもんか!!
少なくとも、柏木さんには通用しなーいっ!!!!
…と、その後、別に悪びる様子もなく
新人商社マンは帰っていった。
そして、二度三度と同じ間違いを平気でして、柏木さんに見せるという
とんでもなく迷惑な行為をしたのでした。
そんなこんなで1年程経ったある日。
相変わらず間違った書類しか出さない新人商社マンは
柏木さんに、書類を渡しながらこう言った。
「僕、今月で退職するんです」
おぉ~。そうかい。それはありがたい。
と、柏木さんは心の中では思いましたが、
まさか口に出しはしません(当たり前だー)
口に出した言葉は
柏木さん「まぁ、そうですか…」
商社マン「はい(^∇^)。僕、世界一周するんです」
は?( ̄□ ̄;)今、何て??
商社マン「僕、世界一周するのが夢で、それで1年間お金貯めたんです(‐^▽^‐)」
そ、それはよかったね~…。
まさかそんな言葉が出てくるとは思ってもなかったよ…(;´▽`A``
そして、彼は旅立って行った。
その後どうなったのかは知る由もない。。(笑)