「アメリカンドリーム」
今朝病院へ向かう車の中、FMラジオから、浜田省吾さんの「AMERICA」という曲が流れてきた。私が高校生のときによく聴いた曲であり、思わず口ずさむ。♪We are lookin' for AMERICA 映画の中のアメリカンドリーム♫
昨日のアメリカ大統領選挙の結果は、世界中を驚かせた。「歴史的な番狂わせ」なんて報道しているニュースもあった。しかし、選挙の前から、接戦が伝えられていた。しかし、心のどこかで、「そんなばかなことは…」なんて、トランプさんの過激な発言がテレビで映されるのをみて、都合よく考えていた自分のおろかさを知る。
私は株式投資をしている。そのことを知っている麻酔科の先生が昨日の午前中手術を終えるとすぐに「先生、大変なことになっていますよ。」と心配してくれた。株価が暴落しているというのである。「そうですか、じゃあ、今から買い注文出してきます」と返事した。心の中では不安がないと言えばうそだが、今回の私の作戦は、トランプ勝利で、下がったところを買う。クリントンが勝てば、株価が上がることは多くのマスコミが予想している。そこで売る。そう決めて、選挙前にはうごかなかった。
そして、今日、今度は私が驚かされる。早くも株価が戻ってしまっている。本当は、長期的に戻すと思っていた。予想がはずれている。(これは売った方がいいかも?)日経新聞の記事には、投資のプロと呼ばれる人が予想をしているが、すでに日経平均の予想レンジの上限17000を超えている。プロでさえ明日のことすら読めないのである。
予想外のことがあるから、人は夢を描く。トランプさんのアメリカンドリームは、大統領になることで、おそらく、そこがゴールにみえてならない。
私の「アメリカンドリーム」は内緒だが先が読めない以上、夢は夢でしかない。今を大切に…今日も1日忙しかったことがありがたい。