朝からがんセンターの診察でした。

頭頸部外科の主治医の診査。もちろん唾液分泌を抑えるスコポラミン軟膏の相談をするつもりで待合室にて待っていました。


私の前の男性患者さんが診察室から出てきて、付き添いの奥様らしき人と「ホントにあの先生は良い先生だなぁ。患者の質問に的確に答えてくれるし、行動も早いし、頼りになる。100点満点中の、600点だわ二重丸」と耳に入ってきた。


そうよー!N先生はめちゃくちゃ患者想いなんだから、軟膏も期待できるかもー!っと胸を高鳴らせて、呼ばれるのを待ちました


で、軟膏の話しを先生にすると、先生は知りませんでした驚き

スマホで調べながら

先生「日本じゃ認可されてないんですね?これはハードル高いなぁー。それこそ、倫理会通して、と大変な事になりますね」

私「リハビリの◯◯大学病院でも、難しいって。がんセンターのほうが早いかもって言われた」

先生「いやいや、がんセンターのほうが難しいよ。◯◯大学病院のほうが早いんじゃないかな。使った事もない薬をたとえ自費でも安易に出せないから、安全性、副作用を含めて調べておきます。」

私「唾液過多って、唾液出ない人より軽視されがち。我慢しなさい、で終わっちゃう。でもホントに大変なんです!」

先生「唾液でない人よりはねー、ってなっちゃうんですよね。」

私「唾液腺、取ってほしい」

先生「それは絶対にできないよ」

私「先生、ところで私って唾液腺どーなってんの?」

先生「アゴの下の唾液腺を2本取ってるよ」


ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ


椅子から転げ落ちそうになるくらいビックリしましたゲッソリ

「えー!」と、診察室に響き渡るほどの私のデカい声



顎下腺という、アゴの下にある唾液腺は取ってしまったとの事だ。

私「唾液腺2本ないのに、こんなに唾液でるの??」

先生「残りの唾液腺が、頑張ってくれてるんだね」


耳下腺という唾液腺が一番大きな唾液腺らしい。

耳下腺、頑張らんくていいしダッシュ


先生「あと、口の中の粘膜には小さな唾液腺が無数にあるからね」


⇩小唾液腺


術後4年半で、はじめて自分の唾液腺が2本ない事を知ったのでありますアセアセ

顎下腺がないのだから、唾液の質にも関係してくるやもしれん。

どうせなら、ネバネバを出す舌下腺も取ってほしかった。


唾液腺がなくても、こんなにツユダクなのか!と何とも複雑な気持ちで診察室を出ましたら、看護師さんが追いかけてきて、「唾液の大切さ」をこんこんと説明してきました。

・口腔環境を良好に保ってくれる

・唾液ないと、言語も発声し辛い

・食べものも水分がないと飲み込めない

など


わかってますけど、1滴もいらんとか言ってない!「中間」にしてほしいんだよーっ😭


軟膏について、調べておく

の先生の言葉だけを頼りに、形成外科に移動しました


そしたら、形成の先生が!!!


つづく