私の地元で堀ちえみさんの講演会がありました


親友の和菓子屋ちゃんが主催側に顔が効き、「頼んでもないのにとんあかちゃんの事を話したら、講演会が済んでから堀ちえみさんに会えるように段取りをしてくれるみたい。でも、無理かもしれないし、何とも言えないから期待しないでね。」と。
もし、会える事になったら手ぶらっつーのもどーよ!?
てことで、親友の店の和菓子を手土産にしました✨

で、親友も一緒に会場まで行ってくれて、主催側に会って確認すると、
「帰りの電車の時間が1時間早まってしまい、講演会済んだら直ぐに会場を出てしまうそうです。最後の抽選会の最中にはもうお出になってしまうそうなんで、期待させちゃってごめんなさい」との事でした🥲

せっかくなので、プレゼント預かり場に「ちえみさんにプレゼントです」和菓子を預けて、と。


チケットに番号がふってあり、この番号で抽選会があるとの事


私は、前から2列目に座る事ができました

講演会がスタート
約90分間、水も飲まずに喋り続け、体力の消耗はハンパないと思いました。
「ステージ・フォー」の本に書いてある内容が殆どでしたけど、前にもチラッと書いたけれど「丁寧語」で話すのって、我々のような言語障害者にはめちゃくちゃ大変なんですよ煽り
「医者に行ったら」を「お医者様に診ていただいて」と、語数も多くなるし、普段使わない言いましが大変なんです。
この「講演会」って、堀ちえみさんの言語力のリハビリになってるなぁーと思いました。
堀ちえみさんは、お子さんの話しをなさる時は涙を浮かべてらして、会場のなかには涙を流して拝聴されてる方もいました。

講演会が済みましたら、「只今より質問コーナーを行いたいと思います。お時間の関係でお一人様のみの質問になりますが、どなたかいらっしゃいましたら‥」と、司会進行役。
私はすかさず「❗」と、手を上げていましたデレデレ

司会進行役が私にマイク🎤を、渡してくれました

自己紹介も含め、ちえみさんより半年後に舌の8割を切除した事、ちえみさんが「徹子の部屋」に出演した時は涙が出た事、「24時間テレビ」で歌を歌った時は自分のことのように嬉しかった事、ちえみさんのブログを見ては私もこうなりたいと必死だった事、術後今だに言語や食べることが大変で苦労している事。
当時の記憶や感情が溢れてきて、涙が出て言葉に詰まりながらも、自分の気持ちを伝えました。

「今、ちえみさんが生活していて、一番の苦労、大変な事、辛い事は何ですか?」と質問しました。

「食後にうがいして食べかすがバァーって出てきたり、ホントに大変ですよね。でも大変と思わずにそれが普通と思うこと。余分にやることが1つ増えただけ、ってそう思いましょう。そして、自分を愛してあげること。」
とおっしゃいました。

あ、あ、彼女も大変な思いはしてるんだ。ただ、それを私みたいに「大変」「苦労」「めんどい」「辛い」と思わずに、これが普通と思うようにしてるんだな、と感じました。
天変地異が起こったとしても身体は元には戻りません。新しい自分を受け入れ、自分を愛おしいと思わないといかんのですね。
私は常に今の自分がイヤでたまらないのです。なので、泣き言や愚痴ばっかり泣くうさぎ
修行が足りんな、ワシ!!

長くなるので、つづく‥スター