死んだ母親が作っていた「煮干しのソフトふりかけ」が食べたくてたまらない


煮干しの苦みがある、ウェッティーなソフトふりかけだ。


近所に住む姉に作り方を知らないか?と聞いたが「知らん!でもアレめっちゃ美味しかったよねー。何でレシピ聞いておかなかったなんだろー。食べたいー」と。

「ミルサーで煮干しを砕いてたよね?」「出汁を取った煮干しだろうか?」

「醤油と、酒?甘くなかったから砂糖は入ってないよね?」と記憶を辿る


で、二人で一番上の姉の家に遊びにいった。

長女に

「煮干しのふりかけ覚えてる?あれ、どーやって作るの?」と聞くと

「煮干しをミルサーで砕いて、フライパンで炒ってた。味付けは、醤油、みりん、酒、砂糖、出汁の素くらいじゃない?自分で味見しながら作るしかないねー」と言う




ミルサーがないので、便利な煮干し粉末を買ってきました




甘くなかったはずなので、砂糖は入れずに酒、醤油、みりんだけで味付け
白ごまを入れました



何度も味見して、かなり再現できたので



ビンに詰めて近所の姉に持っていきました。

蓋を、あけて香りをかいだ姉は
「そう、これ!この匂い!もうコレだってば!」

と言う

私「私は味覚鈍いから、もしかして味が濃いかもしれないから、自分でアレンジしてみて。」と忠告して帰りました


すると、姉からLINEが




自分の味覚よ、なかなかやるじゃんピンクハート

このレシピは塩分が醤油だけだったからなのか、うまい具合に調整できたみたい。

私は旨味はよくわかるので、煮干しという旨味の宝庫(イノシン酸)の材料は使いやすい食材なようだ。


先日、全然味のしないピラフを作り、旦那さんに「味しなかったら、塩ふって食べて」と言ったら「ちょうどいい!」と言う。

私「えー?ホント?めちゃくちゃ味が薄いと思うんだけど?」

旦那さん「いや。全然ちょうど良いよ。この前の焼きそば弁当も、実はめちゃくちゃ味が濃くて辛かった。とんあかちゃんのコレステロール高い原因、味付けじゃないの?」

と言われるほど、塩味を感じる味覚が鈍いのです魂


話はそれましたけど、おふくろの味は絶対にレシピを聞いておいたほうが良いですよ!


あと、何品か再現したいレシピがあります。亡くなる前に聞いておくべきだったと、ホントに後悔しています悲しい