つづき


別れを告げよう

ハッキリ、他に好きな人ができた、と正直に言おう


アパートに入ると、ニコニコ顔の彼が「はい!これ」と私の目の前には合鍵があった真顔

私「え?鍵?」←今更何やねん!一年半は付き合ってたぞ??

元カレ「離婚したん。でも、とんあかちゃんが原因じゃなくて、前から言ってたけど本当にもうずっと冷え切った関係だったんや。子供の事でなかなか話が進まなかったんやけど、離婚したんよ。とんあかちゃんが責任感じる事ないから。」「あ、あと、ご両親に挨拶いこか。毎週どんな男のとこに泊まっとるんやって心配してるやろ。でも、離婚もしとらんのに、挨拶なんて行けへんって思ってて。ちゃんとケジメつけなな」←マジメか!!


なんちゅータイミングで、合鍵と親への挨拶ネガティブ

離婚話が進んでるとか、何も言わねえんだもんアセアセ

私はワンワンと泣き出してしまったえーん

私「鍵、もらえん。挨拶も来なくていい。私は他に好きな人ができちゃったから、別れを言いにきた。合鍵って、今頃渡されても!」

元カレ「冷めてるとはいえ、ヨメいる身で鍵なんか渡したらアカンやろっておもてた。ケジメつけたら渡そうっておもてた」←だからマジメか❗


今更、そんな、遅すぎるもやもや

私はもう、アナタとキスもしたくないのだよ。じゃあ、やっぱり元サヤに戻る、なんてできない。

ワンワン泣きまくる。

元カレ「そんな泣くなら、別れんかったらいいやんか」

そんな簡単な問題じゃないのだダッシュ

女は、心が離れてしまったらもう二度と戻らない。

しかも、新しい男がスタンバイしている状態で!!


結局、鍵も受け取らず、自分の荷物だけ持ってサヨナラしたのだった。

今思えば、彼は何も悪くない。ただ口が臭かっただけ。私の浮気心で別れたのだ。離婚してケジメつけたらちゃんとしようって思っててくれた。そーゆう事、言ってよね! それ知ってたら変わってたかは、わからんけどなタラー

だって私は結婚願望ないし、離婚なんか望んでなかったし、口が臭いし。

 

ま、結局、地元の新しい彼(あんこ屋の長男)と付き合い出すも、私の友達の事を良く思ってなくて

あんこ屋「とんあかちゃんの周りの友達、口が悪いってゆーか、下品ってゆーか。あまり良くないよ。あーゆう友達と一緒にいてほしくないな。とんあかちゃんも、同じように見られるから」

私の大親友達の悪口。そして、つるむなと言う。

てか、オマエが知らんだけで、私が一番口が悪いぞ?一番下品なのワシやで!? 最初は猫被っとるからな🤣


一回や二回しか親友に会った事がないオマエに、あの子らの良さがわかるんか!ムカムカと見る目が変わり、一気に冷めて三ヶ月くらいで別れた指差し

私「あ、言ってなかったけど私バツイチなんだわ。子供いないけどさ!」

あんこ屋の御曹司には衝撃だったみたい。

あんこ屋「子供いないんでしょ?なら、問題ないよ」って言ったけど、しばらくして「バツイチは問題ないけど、俺にウソついてたわけでしょ?」

私「うそ、ってゆーか、言うタイミング逃しただけ」

あんこ屋「でも、隠し事してたわけじゃん」

私「気にいらんなら、別れてくれていいよ」

で、別れた

小せぇ男だな知らんぷり


その数年後、あんこ屋の彼は交通事故で亡くなったガーンガーンガーンガーン

和菓子協会に入っている、私の親友が連絡をくれ、ビックリした。

親友「たけちゃん、事故で亡くなったよ。あのまま、とんあかちゃんと結婚してたら、とんあかちゃん未亡人で、あんこ屋切り盛りしていかなきゃいかんかったね」って。


人生、何が起こるかわからん滝汗


しつこく、つづく!