退院してから自宅で何をどれくらい食べれば良いか、ミキサー食、超軟菜の作り方を教えてもらう為に、栄養士から栄養指導を受けました

「ミキサー食と超軟菜の作り方ですね」とプリント用紙を数枚出して「ミキサー食っていうのは煮魚や煮物などをミキサーにかけてザルでこしたもの、それをゼラチンで固めたものがソフト食、超軟菜は圧力鍋で調理したものになります」。
キノコやゴボウ、海藻のように繊維質が強い食材はミキサーに不向きということ。
超軟菜は魚ならタラ、サワラの様な白身魚を圧力鍋で蒸す、鶏ミンチを豆腐と混ぜた肉団子で圧力鍋でスープにするとか
まぁ、はっきり言ってめんどくさそう。
「みなさん、パンのデビューはわりと早いです」と言う
食パンを焼かずに牛乳やスープに浸したパン粥を教えてもらいました
傷口を治すのにタンパク質が必須との事で、きなこを入れた牛乳なんかは手軽に飲めそうです。
30分ほどの指導でしたが相変わらず滝の様にヨダレが出るのでどこへ行くにもボックスティッシュとタオルハンカチを持って移動していました。
2階の指導室から5階の病棟まで体力作りの為に階段を使い戻りました
前から階段を使ってましたが、今日は半分も過ぎるとえらいのなんのって。
身長160センチ、今朝は39.8キロです
40キロ切ると筋肉もなくなり体力が大幅に落ちてしまいました。
5階に到着するも病室まで行けずエレベーター前に置いてある長椅子に座り込みました
何て事、たった四階上がるだけでこんなに息が上がって足はパンパン
シャワーを浴びる時には全裸を浴室の鏡で見ると骨と皮だけ。あばら骨、背骨が浮き出て見るも哀れな姿でした。
今日受けた栄養指導を参考に退院したらどんな食事を取ればいいか頭を悩ませました。