形成外科の先生が来て、いつものように皮弁に針を刺してチェック
両側の首から出ているドレーンを抜いてくれました
抜いた皮膚には小さな穴が空きましたがしっかり絆創膏で固定し処置完了

後は鼻の管とお腹から出ているドレーンだけだラブラブ

主治医が来て「順調なので、気管支孔を喋れるタイプのものに変えましょう」と、処置室へ。
痛い事は何もありませんでした

今までは息を吸うのも吐くのも気管支孔から。
このスピーチカニューレにすると息を吸うのは気管支孔からですが息を吐くのは口や鼻からになります。
先生が「あーって言ってみて」と言うので従いました。
「あーっ」と声が出ました
何か今までの声と違うけど出ました
これからは喋れる音符

しかし、息を吐くのは凄い無理やりに吐く感じ
喉からゴロゴロと音を鳴らしながら唾液と鼻水を吹き飛ばしながら吐く。
めちゃくちゃ疲れるガーン
「えらかったら看護師に言ってもらえればそのようにするから」と、どの様にするかよくわからんまま病室に戻り、とてもベッドにゴローンと横になる余裕なく、椅子に腰掛けて息をするのに必死タラー
こんなんで過ごせるわけない、どうしようと不安マックスでひたすらスーハースーハーと、ティッシュで口を押さえながら(つばが飛び散る)、肩で呼吸してましたら看護師さんが「スピーチカニューレ、どうですか?」と見に来た
「息を吐くのにめちゃくちゃ力がいる。自然にできない。全く楽にできない」というと新しくつけたカニューレをいじります。
すると急に楽になり、今まで通り吸うのも吐くのも気管支孔からで喋れない状態に戻った

一体何をやったんだ!?
見ると、看護師さんの手に何かある。
このスピーチカニューレ、バルブを着脱できるようになっており着けると喋る事ができ外すと喋れないようになる構造らしい

「まだ喉が腫れてるから徐々に慣れていきましょうね
」と、喋れんくてもいいから外しておいてもらいました。