姉は今回もボイレコ作動させて二人で診察室へ
40代のなかなか男前のドクター

ここでも鼻からのファイバースコープ
細めのカメラが鼻の穴から入り喉まで通過
私は下を向いているのでモニターに映っている画像は見れません

終わると「舌の癌で間違いないでしょう。今の状態だと舌の半分以上を切除する手術になります。M大病院の9月30日よりは早くできると思うけど9月半ばくらいになりそうですね。」
と。
「それまでに、腫瘍が大きくなるような心配があれば抗がん剤で抑えるっていう事もできますが、9月半ばに手術であっても術式がそれほど大きく変わるような事はないと思います」
と。
M大病院でも、入院までに抗がん剤を投与するのも一つの手だという話は聞いていました
仮に、抗がん剤で腫瘍が小さくなったとしても切る範囲は変わらないと言ってましたし、抗がん剤の副作用の事を考えるととてもやる気にはなりませんでした

後、手術を拒否し緩和治療のみを選択した場合
これもM大病院の先生が「腫瘍がどんどん大きくなって、喋れなくなる、食べれなくなる。息ができなくなる。窒息死します。あとは、喉に穴が空いて悲惨な状態になるので今の舌癌に緩和治療はオススメできません」と言ってたので、Gセンターの先生に聞いても同じ事だと思って緩和治療は選択肢にはもうありませんでした

「とりあえず検査をしてみないとわからないので、生検は今日これからしますね。後CT,MRI,胃カメラ,PET、これはまた日を改めて来てもらうとして」

生検の準備が始まります
看護師が麻酔を用意し、緊張マックス滝汗
ハンカチ握りしめ「痛いですよね?」と聞くと「麻酔するからちょっとだけね」だとー

やったこともないくせに、よく言うぜームキー

舌に麻酔をブチューと注射されハサミの先が丸くなった鉗子みたいなのでブチンっと引きちぎられ、「もう一回」って結局二ヶ所ちぎられた・・・(;´Д`)

冷や汗とまらん!
麻酔が効いているせいかヒリヒリもジンジンもなく、ティッシュを噛むと出血がある程度
しかし、精神的ダメージは大きい

姉にもたれかかりながらヨロヨロと診察室を出ました
外来看護師から今日今からやる検査の説明を受け外来を後にしました

お薬手帳を見せたら、痛み止めが全然足りてないって事で5倍の量のカロナールを処方されました