昨年11月にめまいをきっかけにして

聴力検査での疑問から耳鼻科医師が

脳の検査をしてくれて見つかった聴神経腫瘍。


当時はショックが大きくて

それでも弱い自分と向き合いながら

人生観まで変わった気もする中で受けた

サイバーナイフ治療。

あれから半年が経ち、

今日は経過を見る診察でした。


私の聴神経腫瘍は左の聴神経にあるので

左耳の聴力が落ちています。

見つけてくださったのが耳鼻科医師ということ

もあり、経過観察の一つに聴力検査

をいれてもらっています。

今日はまず聴力検査からスタートでした。


3月に一時的に左耳が聞こえなくなりましたが

幸い回復して今は聞こえます。

でも、常に耳にある「耳鳴り」が日常でも

検査でも、聞こえに邪魔をしてきます。

だから聴力検査は結構疲れます。


聴力検査結果は4月と大差なし、でした。


左耳も聞こえてはいるけれど

右耳よりは聞こえていません。

これは受け入れるしかないことです。


以前の担当耳鼻科医師は異動されており、

引き継いだ担当医師も本日はいないとかで、

代理で若い医師が説明してくれました。

(総合病院なので耳鼻科医3名在任)

やはり、これまでの経過を知らない医師には

説明をしにくいしされにくいものだと

思いました。致し方なし。


その後、脳神経外科へまわり、

まずはMRI検査です。


MRIはあれ駄目これ駄目の制限が多くて

(例えば化粧ダメ、日焼け止めもダメ)

毎回検査前の注意事項の確認が長くて

今日も長かったです。

検査も40分くらい。長い。

サイバーナイフのときみたいに好みの音楽を

流してくれたらいいのにと思うけど、

装着されたヘッドホンからは

オルゴール音楽が流れるけど

MRI独特の機械音であまり聞こえない

というのが現実です。


MRI検査が終わって起き上がるとき

どうしてもクラクラしてしまうのですが、

放射線技師に「高い磁場にいたから

めまいが起きやすい」と言われて納得でした。


次はその画像を受けての脳神経外科診察室へ。


順調に腫瘍が収縮していますね


画像を見せられました。

前回は画像を撮影させてもらいましたが、

あまりそういう画像は好きではないので

今回は撮影しませんでした。


書いてある聴神経腫瘍のスケールが

縦も横も高さも、僅かながらも確実に

小さくなっていました。

腫瘍の中の黒さ(壊死部分)も

広がっていました。


よかった。


でも、正直なところ

今でも視界に違和感と不快感が

ずっとあって。

これがスッキリしない限り

まだ喜べないのです。

スッキリするときが来るのかどうかも

分からないし。

脳神経外科医師に聞いたとしても

明確な答えが得られるわけないので

聞きませんでした。


また半年後、

つまりサイバーナイフ治療から1年後となる

12月の予約を各科に取り

今日の病院は終わりました。


4月にちょっと行ったときよりは

随分と患者さんが少なくて、

病院にも「波」があるんだろうなと

思いました。


午後から仕事に戻り

MRIの造影剤による不快感が起きることもなく

一日過ごせました。


スッキリした頭が

いつか戻ってくるといいな。