サイバーナイフ治療後3ヶ月の検診に行ってきました。


12月にサイバーナイフ治療を受けて

1月の脳外科受診は問診で経過を聞かれただけで

MRIを撮っての本格的な経過観察は初めてでした。


私自身の感覚としての経過は、正直なところ少し不安でした。

2月まではさほど変化を感じなかったのに(円形脱毛はちょっとありましたが)、3月に入って、まず寒波とともにめまいの再来があり(耳鼻咽喉科医曰く寒波は関係ないらしいが)、その後はめまいへの恐怖が引き金なのか、本当の悪化なのか分からない耳鳴りの増加がありまして。

ある日など「これがよく聞く“耳の閉塞感”か…」と分かる左耳の詰まったような空気が入っているような変な感覚がやってきて、翌日には耳鳴りはすれど左から何も聞こえないことに気付き、このまま失聴するなかな、とブルーになっていたら数日後には聞こえが戻っていた、ということもありました。

もともと3月に精神状態が不安定になる傾向があったので、それと相まって起きているのではないかと自己分析していました。


そんなこともこの受診で相談できるかな?とかすかに期待しましたが、いざ診察室に入ると必要最小限な質問しかできず帰ってきました。

今日の記録は以下です。


8時30分に受付を済ませて、まずはMRIへ。

毎回聞かれるあれを身に着けていないか身体にこれが入っていないかの質問と確認を受けて検査着に。

11月のMRIは検査着1枚で寒かったけど今日は毛布みたいな物を掛けてもらえました。

撮影経過10分くらいで一旦止まり、造影剤を注射されて、また10分の撮影。

全て終わったら脳神経外科へ。

しばらくして呼ばれて診察室へ。


今回はMRI画像を撮影させてもらいました。

右の列がサイバーナイフ治療前、左の列が今日の画像です。

担当医師によれば、腫瘍の中に細胞の壊死と思われる黒い部分が増えている、ということでした。

このあとで人によっては一時的に腫瘍が増大することもある、そうで。

私が「先日左耳が聞こえない日があった」と話すと、

「ご自身は今後どうなるのか、は理解されていますか?」

と言われて。

あ、良くなる期待を持つなと言いたいのだなと解釈して「良くはならなくて悪くなることもあるのかなと…」と答えると、“最良で現状維持”です、と再確認のように言われました。そして以前も言われた“生命に関わることはない”という慰め(?)も言われました。

その後、肝機能の何かを調べるとかで血液検査のための採血をされて、次は耳鼻咽喉科へ移動。


先に聴力検査を受けました。

爆音な耳鳴りの中から音を聞き出すのはかなりの集中力が必要だし、何かと期待されない結果を出しているのか、幾度となくヘッドホンのズレを直す、等をされ、終わる頃にはぐったりでした。

その後、診察室へ。

耳鼻咽喉科ではあくまでも聞こえに対する経過観察なので、腫瘍については聞けません。左耳の聴力は当然落ちていました。

めまいが再発するのが怖いからめまいの薬を処方してください、とお願いして、(次の受診予約は3ヶ月後だけど)1ヶ月分出してもらえました。

なんでも耳鼻咽喉科の担当医師は4月から異動されるらしく、入院のときに一番お世話になったし、話もしやすかったのでちょっと残念ですが、謝意を伝えて帰りました。


なんだかんだで半日かかり、あまり楽しい場所でもないので疲れて頭痛がしているところです。

次回はサイバーナイフ治療後半年となる6月に診察を予約しています。

まずは気持ちで負けないよう、新年度を迎え、6月まで乗り切ろうと思います。