Program

  • Gianandrea Noseda, conductor
  • Lisa Batiashvili, violin

Alfred Schnittke

(1934–1998)

Violin Concerto No. 1 (35’)

  • i. Allegro non tanto
  • iii. Andante
  • iv. Allegro scherzando
    • Lisa Batiashvili, violin

 

Please note that the Concerto will be performed as a three-movement work, omitting the Presto. This artistic decision by Lisa Batiashvili and Gianandrea Noseda is inspired by what is believed to be the composer's revised wishes, and was recorded in this format by Gidon Kremer, a champion and friend of Schnittke's, for his full cycle of the Violin Concertos.


Intermission (20’)


Dmitri Shostakovich

(1906–1975)

Symphony No. 4 in C major, Op. 43 (60’)

  • i. Allegretto poco moderato - Presto
  • ii. Moderato con moto
  • iii Largo - Allegro





最寄駅から会場のケネディ・センターに向けて歩いていくと表示が。案内板の後ろのビルはWatergateという名前。なんとあのウォーターゲート事件の舞台だとは、来るまで全く知らなかった。


コンサートホールとオペラ劇場を併設している。建物がやたらデカい。

館内に入ると、まだ暑くもなっていないのに冷房が異常にキツい。





ホールに入ってもプログラム冊子がなく、出演者と曲目だけが書いてある一枚の紙を渡され読んでみると、一番下に紙資源節約のためと書いてあり、デジタル版をネットで見れるQRコードが記載されていた。



初めて聴いたバティアシヴィリが凄かった。

暗譜で弾くだけでなく、伸びのある美音で難解なこれも初めて聴いたシュニトケの曲が聴きやすかった。



後半はショスタコの4番。

ノセダは数年前に日本のオケで8番を聴いたが、あまり印象に残っておらず指揮者が原因かと思っていたが、この日の演奏を聴くと指揮者よりオーケストラの表現力の問題かと思うようになってきた。


冒頭からフルパワーで、わかりにくいノセダの棒でもどのパートもクリスタルクリアで一点の曇りもない音が出ていて圧倒された。

1楽章途中の高速走行の弦のパッセージは各パートともにエッジが効いていた。ファゴットだけが暗めの音を出していたが、演奏全体を通して影や暗さが感じられない。

テンポは概して早めに進めていきフィナーレのトゥッティは大音響、その後に引きずりながら弾くコントラバスも明快でクリア、ここまで徹底すると爽快ですらある。

今まで聴いたノセダでは一番に聴こえたのは、旅先だからというわけではないだろう。オケとの関係性も非常に良いと感じられたし、最近になって音楽監督の任期が延長されている。


土曜日の夜なのにびっくりするぐらいガラガラで、全体の6割ぐらいの入りだっただろうか。聴衆の喝采、叫び声はそれを感じさせなかった。

年間プログラムを見たが、アメリカの作曲家が頻繁に取り上げられていて、特に協奏曲は世界的なソリストがアメリカ人作曲家の初演をするとか、攻めたプログラミングに感じられた。





これで今回はおしまい。結果的にショスタコ尽くしで演奏頻度があまり多くない4、6、8番を聴けたのは貴重だった。今年もう交響曲を9曲も聴いているのは驚き。

アメリカの楽団をまとめて聴いたのは今回が初めて。言い古されているが金管がパワフルなのを実感したし、どの楽団も共通していた。特にボストン響は別格で欧州でもトップレベルに匹敵するのでは。また日本にもぜひ来てほしい。