我が家の娘、小学校高学年でいじめにあい、そのいじめは重大事態と認定され現在、第三者委員会が立ち上がっています
先週、相次いで報道のあったいじめ重大事態・第三者委員会報告書が出た件
大阪府と兵庫県で起きたいじめ事案
⚪︎どちらも中学生の男の子の自死
⚪︎どちらも被害生徒・保護者から学校へ相談していた
⚪︎どちらも学校はいじめをある程度把握していた
⚪︎どちらの生徒も1年以上いじめに耐えて自殺している
⚪︎どちらも学校・加害生徒から謝罪されていない
⚪︎どちらの両親も今後しかるべき対応を求める、と会見で発言されている
結局のところ、どちらの中学校も、被害生徒・保護者からのSOSがあったにも関わらず、すぐそばのゴミ箱にポイ捨てしてたということ
我が家の娘も「学校がこわい、学校の誰も信じられない」と私に言葉でハッキリ伝えてきた
その言葉を担任や生徒指導にも私から伝えた
しかし、SOSはポイ捨てでした
娘の心の傷つき、学校への信頼を失っているという現実に見合った対応はありませんでした
最後の校長からの言葉は「お互いなんですよ」
なぜか娘も加害とされ、お互い様とされ、人間関係のトラブルで娘ちゃんがたまたま傷ついてしまったんでしょ、の扱いをされ「いじめ事案」と適切に対応せず、強制終了させられました
先生にSOSを出しても、ゴミ箱にポイ捨てされる現状
自殺した被害生徒達の絶望感は想像できます
そしてこの男子生徒遺族の怒りは、私の怒りと同じです
いじめを受け続け辛い中、学校はいじめ解決に動いてくれないばかりか時に自分も悪いと言われ謝罪させられる、学校から放置される、周りの生徒達も助けてくれない、もう自分にはここから脱出する方法はない、という八方塞がり感
娘も私も、この八方塞がり感の心へのダメージは相当強かった
娘のいじめによる八方塞がり感を感じた時に、どうしようもない言葉にできない辛さを感じました
八方塞がり感
これが自死につながる「視野狭窄」という状況なのかもしれない、と今思いました