牡牛座の人97(Y−side) | ともりの気分

ともりの気分

東方神起大好きなともりです(^^)
チャミを溺愛し、ユノに癒される毎日。
二人を永遠に応援し、愛します。
小説に挑戦しています。
お見苦しい内容もありますが、
共感してくれると嬉しいです(^_^)v

またあいつか!

チャンミンに辛い思いをさせたのを悔やんでいた。
俺も一緒にジュースを買いに行けば良かったんだ…くそっ!

服を着たままのチャンミンを、
力いっぱい抱きしめた。
こんなこと言ったら笑うだろうが、このままチャンミンを抱いたまま、チャンミンを自分だけのモノにしたいと強く思った。

「ハ…ハックション!」
チャンミンが盛大なくしゃみをして、ハッとした。
「ごめん、チャンミン。
服が濡れたままだ。風邪引く…」
「無我夢中で服のままだったのを忘れて入ってきちゃった…」
「早く脱いてこい。
温泉で温まろう」
「…うん」
チャンミンは顔を赤らめて頷いた。
その顔にドキドキする。
チャンミンと風呂に入るのは初めてだ。
つまり…裸を見るのも、見せるのも初めてだ。
もう俺は裸なんだけど。
何とも思っていなかったのに、
急にドキドキして、
泡を流し、ザブンと音を立てて、浴槽に入った。

「は、入るよ」
「あ、ああ…」

ドキドキがマックスだ。
幸い普通より多い湯気で
ボケている…と思ったが、
そのボケ加減が、より俺の淫らな意識を興奮させる。

ヤバいぞ…これはヤバい。
俺は慌ててチャンミンに背を向け、小さな窓を少し開けて山の景色を見る。

「お、おお〜!素晴らしい景色だな」
景色なんか本当は目に入っていない。
チャンミンが使っているシャワーの音が気になってしまい、
頭の中は真っ白だ。

ヤバい…耐えられるか、俺。

シャワーの音が止まった。

「僕もいい?入っても…」
「も、もちろんっ」
俺の緊張は頂点に達した。