ケアマネさんが地域連携室の相談員さんと連絡を取り合ってくれてジィさんの状態確認出来る日が来ました。
(私はこの日が来なくてもいいとさえ思っていました)
認知機能低下が一番心配していることで入院生活が長引けば長引くほど認知機能は低下するだろうと…
だから早めに退院させられるのであればリハビリを切り上げて自宅に帰ってきた方がいいと…
コロナの治療は終わって今はリハビリをしている状態です。
退院がジィさんのためには一番なのはよくわかります。
私がケアマネだったとしてもそう思います。
利用者さんのためなら絶対にそう思います。
在宅に切り替えて必要なら介護サービスを増やせばいいと…
でも、私たちはジィさんのいない平和を味わってしまった
夕飯が時間通りでなくても、お風呂の時間が遅くなっても文句を言われない。私の時間で動ける、息子の送迎や自分たちの予定を優先させてもいいと言ってくれるバァさん。
この平和な時が終わると思うと苦痛でしか無い
バァさん一人なら時間に追われる心配も無く今の状態なら私も楽に過ごせることが分かった4週間だった。
あの二人が一緒の空間にいるから私は時間に追われてイライラするんだと…。
もちろん、バァさんも問題はあるけどジィさんがいないとこちらに甘えてくるのは自分がホントに出来ないことだけ。
必要以上に絡んでこないし、ジィさんに甘えることもないので無駄な喧嘩が無い。自分で出来ることをちゃんと自分でしてくれる。
ジィさんがいれば『ジィさんだけやらないのはズルい!!』と言う思いだけですべて出来ないジィさんに押しつけて無駄な争いがおきる。
動ける方が少しだけ手伝えばまだまだ二人とも在宅で過ごせるのにそれが出来ないってことに気付いてしまった。
バァさんの考えが少しだけ変われば私のストレスも減るんだけどなぁ。
現実はそんな簡単じゃ無い。
入所も考えたけど要介護2のジィさんを入れる施設代は我が家には厳しい。私たちの負担が多くなる。区分変更して介護度が上がっても更新で下がる可能性も…入所は今じゃないと思う。
色々、考えてたらまた寝れなくなった。
そして先週、ケアマネさんが調整をしてくれてリハビリ見学に行く日が決まった。見学と言いながらも状態を確認したら退院の日を決めることになることは分かっている。
ジィさんの入院期間は8月10日前後まで延長は可能だけど、それまで入院させておけば私ももう、ジィさんの介護をしたくなくなる。
もう、前に進むしかない。なるようになるよね!!
そう思いながら見学を8日(月)に決めた。
もしかしたら、思ったよりもリハビリが進まず歩けないかもしれないし…とりあえずジィさんの状態を見ないとなんとも言えない。
当日、病院の玄関でケアマネさんと待ち合わせ。
病棟に上がっていくと私たちの姿を見てニコニコのジィさんが車椅子に乗ってイケメン理学療法士さんと共に登場した
(あー、外面笑顔発動だよ。嫌いだ。しかも、入院前よりも元気じゃねぇかよ)
続きます。