こんにちは。
毎週火曜日に更新しております大阪・関西万博の入場者数のまとめ記事、第7回をお送りします。
いよいよ万博もラストスパートといった感じでしょうか。
先週の記事をご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。
万博協会が正式に公表している目標は、入場者数2,820万人。
ここに到達するかどうかが成功・失敗の判断基準の一つであると思っていますので、毎週月曜日に万博協会が公式発表している入場者数と、目標入場者数に対してどうなっているのか、9月22日に発表された9月20日までの情報を集計しました。
なお、「入場者数(発表)」は、AD証で入場した「関係者」を含む人数、「入場者数(実質)」は、総入場者数から関係者を除いた人数となります。以下で記載する「入場者数」は、実質の入場者数となります。
まずは9月14日〜9月20日までの入場者数の実績値です。
実質累計入場者数は20,526,483人となっています。この1週間の合計入場者数は1,517,090人、1日あたりの平均入場者数は216,727人となりました。
前週が入場者数は1,331,647人でしたので、対前週で13.9%増加となりました。
万博の開催も残り1ヶ月となり、駆け込みの入場者が増えてきているのでしょうね。
次に参考データとして、開幕日から9月13日までの曜日別の入場者数をご紹介します。
傾向としては、もう変化はありませんね。火曜日を底にして土曜に向けて増加、日曜日から火曜日に向けて減少というトレンドです。
さて、万博協会が目標に挙げている2,820万人に対する入場者数は?ということについてですが、前出の通り9月13日までで実質累計20,526,483人。目標入場者数に対して72.79%。 一方、会期184日間のうち、9月20日で161日目となり、日程の87.5%が終了した状態です。
それでは、入場者数2,820万人を達成するためには、残り期間で1日あたりどれくらいの入場者数が必要かを計算してみましょう。
これは2,820万から累計入場者数を差し引き、残り日数で割れば算出されます。
9月20日現在の状況は以下の計算式となります。
(28,200,000人 - 20,526,483人) ÷ 23日 =
約333,631人/日
万博会場は連日20万人を超える入場者があり、入場者のキャパがいっぱいになっています。パビリオンの予約も閉幕まで満杯。つまり入場はできても中を歩くくらいしかできないようです。
万博=万国博覧会な訳ですが、パビリオンも見れず日本人ばかりで外国人との文化交流もできず、未来感も感じることがなく、人混みに紛れに行って花火だけ見に行くのは、特に関東住みの私にはあり得んかなあって思います。
実際、万博協会は元々「並ばない万博」を標榜して予約制を敷いていたのですが、実際には「並ぶ万博」となり、最後には「並べない万博」になってしまいました。
会場の中では、とても楽しめる雰囲気になっておらず阿鼻叫喚の状況も報道されています。
「万博おばあちゃん」して有名な山田外美代さんも「怒り爆発」だそうです😅
以上となります。それでは、また来週!