こんにちは。

 

大阪・関西万博の入場者数のまとめ記事、第3回となります。 私のアメブロにしては、なかなかのアクセスを頂いておりまして、喜ばしい限りです。

今回もよろしくお願いします。

 

先週の記事はこちら。

 

 

とここでいきなりお詫びなのですが、実は人数の集計を間違っておりました。

 

具体的には万博開催の第1週目に発表された入場者数(含関係者)を20名、関係者数を495名多くカウントしてしまっており、その結果実質入場者数を475名少なく公表してしまっていました。理由は表への入力ミスです。

 

正しく発表しようと心がけようと思い書いておりましたが、ここに来て単純ミスを見つけてしまいました。申し訳ありません。以後気をつけます。

なお、今週の発表分は正しい人数であることをダブルチェックしております。

 

万博協会が正式に公表している目標は、入場者数2,820万人。

ここに到達するかどうかが成功・失敗の判断基準の一つであると思っていますので、毎週月曜日に万博協会が公式発表している入場者数と、目標入場者数に対してどうなっているのか、8月25日に発表された8月23日までの情報を集計しました。

 

まずは8月17日〜23日までの入場者数の実績値です。

 

(クリックすると拡大されます)

 

「入場者数(発表)」は、AD証で入場した「関係者」を含む人数、「入場者数(実質)」は、総入場者数から関係者を除いた人数となります。以下で記載する「入場者数」は、実質の入場者数となります。

 

実質累計入場者数は15,516,625人となっています。この1週間の合計入場者数は989,585人、1日あたりの平均入場者数は141,369人となりました。

前週が入場者数は1,125,007人でしたので、約12%減になります。

 

お盆休みのピークシーズンが過ぎ減少しましたが、個人的にはこの猛暑の割には多くの入場者があったと言えます。その要因として考えられるのは、8月23日に開催された「Japan Fireworks Expo」という花火大会が会場内で開催されたためです。

 

この日は、今年全国で中止になった花火大会で準備されていた花火を万博会場で打ち上げよう!ということで開催されたのですが、中止になった花火大会を調べていくと、春先には既に中止が決定しているものがあったり、台風の接近、警備人材の確保困難、警備費高騰などが理由のようです。

 

それらを万博会場で上げるという意義、私には今ひとつ理解できないのですが、万博の地元、大阪の高石市で開催される予定だった「高石シーサイドフェスティバル」の中止理由が警備人材が確保困難、ということを考えると、警備の人たちが万博に取られてしまったからではないか?とも考えられるんですね。いろいろと考えさせられます。

 

少し話がそれてしまいましたが、実は6月28日に万博開始以来最多の実質入場者数184,990人を叩き出した日も、大曲の花火が打ち上げられた日でして、「あれ?万博って花火大会をやらないと多くの入場者数稼げないの?」と嫌味を言いたくなりますね。

 

次に参考データとして、開幕日から8月23日までの曜日別の入場者数をご紹介します。

 

 

先週まで火曜日の入場者数平均が10万人を切っていたのですが、夏休みの勢いで増加、10万人を超えました。

 

さて、万博協会が目標に挙げている2,820万人に対する入場者数は?ということについてですが、前出の通り8月23日までで実質累計15,516,625人。目標入場者数に対して約55%です。

会期184日間のうち、8月23日で133日目となり、日程の約72%が終了しましたので、順調とは言えないのではないでしょうか。

 

それでは、入場者数2,820万人を達成するためには、残り期間で1日あたりどれくらいの入場者数が必要かを計算してみましょう。

 

これは2,820万から累計入場者数を差し引き、残り日数で割れば算出されます。

 

8月23日現在の状況は以下の計算式となります。

(28,200,000人 - 15,516,625人) ÷ 51日 =

約248,694人/日

 

1週間前の必要入場者数は235,749人/日でしたので、どんどんハードルが上がってきています。

 

1日の実質累計入場者数の最高は、前出の通り大曲の花火があった184,990人。

目標入場者数2,820万人の達成は…皆さんどう思われますか?

 

ということで、大阪・関西万博の入場者数についてお伝えしました。閉幕までの間、できるだけ毎週火曜日に発信したいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 

では!