こんにちは〜!最近常に疲労気味のトミーTです。
先日免許の更新に行ってきました。
普段ですと幕張の免許センターに行くところなんですが、今回は気分を変えて流山の免許センターに行って参りました。
その時の記事はこちらです。
…なんて言ってますが、今回流山の免許センターに行った本当の理由は…
流鉄流山線に乗るためでした!
流鉄流山線は、千葉県松戸市の馬橋駅から流山市の流山駅を結ぶ6駅、全長5.7kmの単線の鉄道です。
私にとって流鉄流山線の魅力は、自宅のある船橋市から比較的近いところでローカル線気分が味わえることと、なんと言っても西武鉄道の新101系を利用しているからです。
新101系は1980年代から使用開始されましたが、当時高校生〜予備校生で西武線沿線に住んでいた私には超懐かしい車両です。
免許更新が終了したのが午後2時過ぎ。少し休憩した後一番近くの流鉄の駅を探すと、「小金城址」駅が歩いていける一番近い駅。
2.5km、36分の道のりです。
気温が高い中、脱水症状を起こしたらいけないので、自販機で水を購入し出発。
途中、緑の広い中央分離帯と送電線が通る直線の道をひたすら進み、
下校中の多くの小学生に揉まれながら小学校の前を通り、ほぼ直進という効率の良い行程。
予定通り30分少しで小金城趾駅に到着しました。
意外なことに、橋上駅でした。
ここはもともと県営住宅(アパート)に隣接していて、この階段の途中から左に曲がって建物内の階段を降りていくようになっていたらしいです。この階段の途中から下の方は、住宅が取り壊されるときに新たに作られたものとのこと。
意外と長い階段を登り、駅舎に到着。
全部で6駅しかないので全部の駅で乗り降りしようと思っていた私は、迷わず1日フリー乗車券を購入しました。
わずか500円ですしね。簡単に元がとれます。
じゃじゃん。最近のJRのフリーきっぷのように交通系ICに入れることはできません。
というか、そもそも流鉄流山線は交通系IC非対応路線です。
ともあれ、乗車しましょう。
まずは一気に(と言っても3駅ですが)終点の流山駅に行きます。
到着したのは「赤城号」と呼ばれる赤い電車。
「令和6年6月6日記念号」のヘッドマークがついています!
いやあ懐かしい車両です。
微妙に柔らかい茶色い座席(今は硬いのが主流ですよね)。
懐かしい銘板。
さて電車は6分で終点の流山駅に到着。
線路の延長には車両倉庫があります。車両の整備もここでやるみたいですね。
この流山駅の近くにはキッコーマンの工場があり、ここで生産されている「白みりん」は流山の名産らしいです。
地図で見ると分かるのですが、昔は駅から工場に向かって白みりんを運送するための引き込み線が通じていました。今は線路もなくなりましたが、いまでもその名残が道路として残っています。
駅周辺は静かで落ち着いた雰囲気。小さい商店や食堂なんかがあって、ゆったりと過ごせそうな印象です。駅と並行して流山街道が通ってまして、近藤勇の陣屋跡なんかもあるようです。時間が20分しかなかったので見に行くことはでできませんでした。
流山駅に戻り、馬橋行に乗車します。
今度の電車は緑色の車体。「若葉号」です。こちらも元西武新101系ですが、記念のヘッドマークはついていませんでした。
隣駅の平和台駅まではわずか1分。しかし景色は随分変わります。
駅周辺の写真は撮っていないのですが、駅前にドーンとイトーヨーカドーがあり、その隣にはビバホーム(ホームセンター)もあります。また高校(流山南高校)も近所なので、時間的な関係もあったのでしょう、多くの男女の高校生たちが駅周辺に集まってきていました。(周りの写真を撮っていないのはそのためでした…)
駅の改札近くで電車を待っていたら、「B型硬券販売中」との張り紙がありました。
硬券とは、硬い印刷済みの切符のことで、昔窓口で切符を買う時には、この硬券を発売するときに日付を印字する「ダッチングマシン」というものにきっぷを通してから発売してくれたものです。
ダッチングマシンは、これです。
(メトロアーカイブアルバム様から画像をお借りしました)
やっぱり購入しちゃいました。
流鉄乗車の記念で購入する方、結構いるみたいです。
鋏入れますか?と駅員さんに聞かれたので、入れてもらいました。
未使用のほうが価値があると一般的には言われますが、なんとなく…。
ホームにはたくさんの高校生。電車も混みそうです。
再び電車に乗り込んで、目指すは次の駅、鰭ヶ崎駅。
...というところで、ちょっと長くなってきましたので、続きは後編で。
引き続きお楽しみに!では!