こんにちは。

 

もう日が変わってしまったので昨日になるのですが、9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見。ご覧になりましたか?

 

私が昨日投稿しました「ジャニーズ事務所は今、何をすべきか。」で書きました3つのやるべきこと。これらが記者会見でどうなったのかを復習してみたいと思います。

 

昨日の投稿です。よろしければ。

 

 

①藤島ジュリー景子氏は今回の一件の責任を取り、代表者だけでなく取締役も辞任すべき

 

→会見の冒頭で、藤島ジュリー景子氏は社長は9月5日付で辞任しましたが、取締役を辞任しないばかりか、代表取締役に留まることが明らかになりました。

代表取締役は、会社の舵取りを行う経営者たる取締役の中でも代表格の立場です。

取締役を辞任することなく代表取締役に残る、ということは、ジャニーズ事務所のトップに居続ける、ということを意味します。

私は、再発防止委員会による報告書を踏まえ「社長を辞めればいいんでしょ!」という流れで留まったのではないか?と勘ぐってしまいます。

昨日も書いたように、どうしてもジャニーズ事務所に留まるのであれば、取締役を辞任し、経営に関わらない「顧問」「嘱託」という立場として残るべきです。

 

②藤島ジュリー景子氏が保有する株式は当然のことながらすべて売却すべき

 

→こちらも、記者会見で藤島ジュリー景子氏より、現時点で株主売却について検討はしていきたいとしつつも、具体的な計画等については聞かれませんでした。
株主は株主総会で取締役を解任させることができます。
大株主は会社の解散・合併・営業譲渡等、株主の3分の2以上の承認が必要な特別決議を行うことができます。
大株主で、かつ代表取締役という立場は、そういうものです。
株式を売却することで、同族経営が問題の一因であるという報告書に対する真摯な対応、ということが言えると思います。
 
③「ジャニーズ事務所」の社名を変更すべき
 
→こちらについても出席者からの質問に対し、変更しないと明言しました。
これに対し、会見に参加していた作家の本間龍さんも「納得できない。あまりにも常識はずれ。ヒトラー株式会社、スターリン株式会社という株式会社はない。それに匹敵するほどの犯罪を犯したという自覚がちょっと足りないのではないか。」と言っていましたが、そのとおりだと思いました。
(これに対しては
私は、ジャニーズ事務所のタレント個人個人を責める気は全くありませんが、ジャニーズという看板を下ろすタイミングは今しかないと思っています。ジャニーズタレントのファンこそが立ち上がって社名変更の声を上げるべきだと思います。
 
以上、私が掲げたジャニーズ事務所がやるべき3つのことについては、全く行われないという結果となりました。
 
ということで、このままではジャニーズ事務所は変わらないでしょうね…。
 
ただ、一つだけフォローしておきます。
内容的には色々問題もあったかと思いますが、4時間という長時間質疑を行ったことについては評価すべきかと思います。
私は度々、政府の記者会見を見ることがありますが、内閣記者クラブという閉ざされた空間で、お決まりの記者たちが事前に通告している質問に対し、原稿(台本?)を読んで回答する官房長官…。これと比べるとずっと実のある会見だったと思います。
 
私が見た、テレ東Bizの記者会見(ノーカット版)をご紹介しておきますね。
約4時間半の長時間動画です。
これからジャニーズ事務所がどのようにして自分自身を変えていくのか、しっかりと見ていきたいと思います。
 
次回は、ジャニーズ事務所に対するマスコミの沈黙という重罪について書こうと思ってます。では!