こんにちは。
明日 (9月7日)、ジャニーズ事務所の記者会見が開かれますね。
ネットニュースを見ていたら、各テレビ局が緊急生中継をするとのこと。
まあそれは良いとして。
週刊文春の情報によると、どうやら東山紀之氏が社長に就任し、現社長の藤島ジュリー景子氏が取締役に残る、という話になっている模様。
事実かどうかは明日にならないと分からないところではあるけれど、このニュースを聞いて、事実だとすれば藤島ジュリー景子氏は全く反省してないな、と思いました。
再発防止委員会が報告書において、藤島ジュリー景子氏の社長辞任に言及していたことに対しての対応なのでしょうが、一般企業である程度仕事をしたことがある人なら、全く意味がないことが解ると思います。
つまりどういうことかと言うと。
藤島ジュリー景子氏は、ジャニーズ事務所の株式をすべて保有していると言われています。つまり株主総会で決議されなければいけない最重要事項は藤島ジュリー景子氏が決議をすることと全く同義です。
株式会社において、株主総会は最高意思決定機関です。
取締役の選任は、株主総会で決議されます。ということは、藤島ジュリー景子氏は株主として、自分自身を取締役として選任する、ということになります。
どう思われます?
いくら社長の座を辞するとは言え、取締役は経営者であることには変わりませんから、重要な会社の方針を決定する一員です。
しかも大株主。
代表取締役社長が大株主の取締役に逆らえますかね?
無理ですよ。
これで何か変わりますかね?
変わらないでしょう。
私は、今回のおぞましい事件を踏まえ、ジャニーズ事務所がやるべきことが大きく3つあると思ってます。
まず、藤島ジュリー景子氏は今回の一件の責任を取り、代表者だけでなく取締役も辞任すべきです。
取締役会もめったに開催しない、当時の社長が行っていた悪事に口を出すことすらできなかった取締役は、会社のガバナンスの体をなしておらず、取締役として失格です。
責任を取るべきです。
どうしても社内におきたいのであれば、経営権のない「顧問」「嘱託」などの立場で残し、委嘱する業務を「被害者への謝罪と賠償」のみにすべきです。
次に、保有する株式は当然のことながらすべて売却すべきです。
あれだけ売れているタレントさんを保有している事務所ですから、買い手はいくらでもつくでしょう。
会社の舵取りに対し、株主としてきちんと異議を唱えられる出資者に売却してください。
藤島ジュリー景子氏の懐に入る売却益を使って、ジャニー喜多川氏の性被害に対する賠償基金を立ち上げ、被害者と十分協議をした上で、その基金から賠償金を支払ってください。
最後に、「ジャニーズ事務所」の社名も変更するべきです。
あんなおぞましい事件を起こした張本人の名前を使った社名、変更しないのであれば私はその感覚を疑います。
創業者なのかどうかは問題ではなく、世界最悪の性犯罪を起こしたと言っても過言でもない人の名前を使うなんて、ありえません。
社名に使うということは、反省していないことと全く同じ意味になります。
明日の会見でどんな話になるかわかりません。
噂では藤島ジュリー景子氏が出席するかどうかもよくわからない、なんて話もあります。それは言語道断ですけどね。
今の事務所をまともな企業にしたいのであれば、まともな会社組織に変革して地道に変えていくしかないと思います。
早く、被害者に対する謝罪と賠償を勧めて欲しいと思っています。
次のアメブロでは、今回のジャニーズ事務所の事件を踏まえて、マスコミ(特にテレビ局)が何をすべきかについて考えてみたいと思います。
それでは!