DNAR | 34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から13年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から13年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

2011年7月夫が突然くも膜下出血(グレード5)を発症。その後の不倫発覚…高次脳機能障害(精神科入院中)の夫とこの先どう歩んでいくのか。日々の揺れ動く心を描きたいと思います。娘21歳 息子16歳 妻(私)多発性神経鞘腫という持病持ち。これについても記したいと思います。

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5月15日

精神科へ再入院の手続きの際

主治医に今後の方針を話し




「来週 鼻の管を抜きましょう」




と、なりましたが




その後




「家族さんから好きなものを食べさせてください」




と、なり




5月26日の面会で




ゼリーを1つ食べました。






今日 主治医から電話があり






「ゼリーやプリンを半分食べたところで

やはり むせてしまうんです。


そして

鼻の管と併用して食べるんじゃないんですか?

という看護師もいる。


どうしますか?」




的なことを言われ





「鼻の管を入れた状態でたべるのは

痛みとか苦しさみたいのは

ないんですか?」





と 聞いたら





「なれるっていう話は聞きます…」





等、何度かのやり取りのあと





「食べれる量が増えるまで

そのまま継続してください…」





と、伝え 電話を切った





正直、





本意では無い





管を入れた状態では

これから先 食べる量は

増えないのではないか…





食べることで

むせたとしても

肺炎になったとしても

命を落とす 結果になっても





それが 寿命なんだと…

思っている






なにより

本人は 





食べたいんだ…






娘がゼリーをあげたときは

小指の爪程度の大きさで

1カップ

ペロリと食べた





むせる様子もなかった






一口が大きかったのではないか…?


看護師がつきっきりで

食事介助をするのが大変だから?





病院で

危険な事の無いように

細心の注意を払って

看てくれているのは

本当に頭が下がる想いです。





でも、

看護師さんのその発言を受けて


「本当に外していいんですか?」って


電話がかかってきたら


経鼻栄養を外すのは……罪なの?

私 間違った判断をしようとしてるの?


って……




思ってしまい

方向性が変わってしまった…







  【DNAR】




do not attempt resuscitation)の定義は
患者本人または患者の利益にかかわる
代理者の意思決定をうけて
心肺蘇生法をおこなわないことです。


鼻チューブによる栄養…希望しない

に サインしているが




すでに入ってる場合は

外せない…






食べれるようになる為に

一時的な経鼻栄養なら

理解も出来るんだけど






ゼリーを少しあげて

むせて 

食べるのを中止し

経鼻栄養で補給して


だんだん 経鼻栄養中心になり


どんどん食べれなくなって


食べる意欲も無くなって


眠る時間が多くなって




栄養だけを入れて生きる………





ことになったら





家族が散々考えて出した結論はどうなるの?





一時的ではなく

永久的に栄養を入れて生きることを

望んでない場合(本人も家族も)

どうしたらいいの…





旦那47歳





若いよね…





これから先

 何年も

何十年も……





終わる事も出来ず

生かされる毎日は





家族としても

辛い






本人なら

人生をどう終えたいと思うのか…




に 重きを置いて考えたんだけど





やっぱり 難しいのかな…







なんとか

食べれるようになって欲しい

と願うしかない