40代の頃でしたか、歯痛が始まり実に40年ぶりくらいに歯科医へ駆け込んだのは。
最初に歯科医院へ行ったのは、まだ乳歯の頃で小学校低学年だった記憶があります。
どこにも虫歯らしい虫歯は見当たらないのに、何故か歯がずっと痛く疼く。
たまりかねて駆け込んだ歯科医はすぐに近所の方で、家族全員顔見知り、町で会えば挨拶をし合う仲の方達。
丁寧な対応をしていただき、レントゲンや触診をしてもらい、診断を受ける。
「これは歯周病ですね、それもかなり重度な。」
という診断が下りました。
「放って置くとすぐに全ての歯が抜けるほど進行しています。」
やばいっすね、この際はかなりの絶望感がありました。
原因は歯磨きの技術や丁寧さに掛けていたこと。
今思えば別の原因で思いつくのは、20代後半から30代に付き合った女性の口が、今を思えば歯周病の匂いがしていたなと。
もうどこにいるかも分からない、記憶の片隅にしか残っていない音信不通な彼女の顔が思い起こされました。
あの頃はちょっと口臭いなーと思う程度でしたが、自分の口から匂い歯周病独特のドブのような臭い匂いと一緒。
話が逸れました。
それはそれとして、診断後は歯のクリーニング、そして抗生剤の投与をしてもらいました。
この抗生剤の投与で、二日くらいしたら歯の痛みもすっかり引き、なんの問題もないじゃーんって能天気に構えておりました。
何度か歯のクリーニングに通い、歯間ブラシや糸ようじを勧められましたが私は聞く耳を持ちませんでした。
「今全然問題ないんだから、このままでいいんじゃね?」
そんな気持ちだったのですね、その当時は。
歯科医の先生も腫れも引いたし、今は問題ないようですとのお言葉。
でも、今思い起こせば歯科技工士の方は「ちゃんと歯間ブラシやフロスを使って磨くこと!」と何度も言ってくださいました。
全然私は言うことを聞きませんでしたが。
そんな状態で、数ヶ月すごしましたが再びの歯痛。
予約していた日まで我慢できずに急患で歯科医に駆け込みました。
「膿がいっぱい出てるねー。抗生剤投与しときます。」
ここからは結構な地獄でした。
歯痛から頭痛や肩こり、首のこり、頭重感、後頭部から頭のしびれまで発症。
何度も急患で歯科医に駆け込むも、抗生剤もほぼ効かない状態に。
毎日痛み止めを飲んで誤魔化しつつ生活を送っていました。
そんな状態が半年も続いたでしょうか。
市販のロキソニンSを買っては毎日飲む日々。
あまり飲み続けると効かなくなる、そんな恐怖もありましたね。
で……友人が見かねて勧めてくれたのが歯周病専門医です。
ここが無ければ本当に私の歯は全部抜けたんじゃないかな。
いや、あまりの苦しさに全部抜いてもらっていたかもしれない。
それ程当時は苦しかったのですね。
ちょっと長くなったので、歯周病専門医の話はまた次回に。