大寒を過ぎたあたりから、ほんの少しずつ気温が高くなってきたように感じるのは、気のせいかな、でも、まだ昼のニギリ飯を山で食べるのは、いくら職場でサイボーグの異名を持つ俺でも躊躇する、、家で早飯を食べ、いざ天国へ、、、
今日は霞んで大島も見えないばかりか、水平線も線じゃない、、お日さまはサンサンで風はひゅーっと気まぐれだ、、
さて、長らくほったらかしの崩された石積みを直すことにした、、
長いこと雨も降らないから、無惨に落ちてる石はサラサラの土で覆われ、力無くだらしねぇ、、、
崩される前、そう、親父が積んだ模様は分からない、、だから、何だか、ライバル心が沸いてくる、、
俺だって赤尾の山で鍛えたんだ、、へへってなもんで、ねじ込んで乗せた石の咬み合わせがピタッと合う瞬間がたまらんねぇー!、、
欲が出て、もう一段高く積みたいが、石が無い、でも、石の宝庫の裏山の入り口は、猪よけに中途半端だが、太いい切枝をサシコのように絡ませて置いてあるから、すぐには行けない、!
全く、俺の人生そのものだ、いざやろとすると遮られる、まぁ、行き当たりばったりだから自業自得だと我慢した、、
さし当たり、あまり必要の無い石積みから拝借するしかないが、喉の渇きに自分の血を舐めるようなもんで、情けない、、
ところが、俺の天国には欠陥があった、、一輪車でぐるっと回れる道は1本しか無く、下段から上段まで、縦横無尽にグルグル回れるようにするには、道を増やして完成させることが石積みより優先なことが、今判った、、、
なるべく、ミカンの木の根を踏まないコースを取り、勾配に注意して、削ったり、盛ったりを繰り返した、、
サラサラして、踏みつけても締まらない土は結構やっかいだった、、何百回踏んだろう、背中が汗ばんでくる、、
でも、面白い、全然疲れない、、交感神経優位だろう、、後で整体師として、恥ずかしい状態にはなりたくないな、、、さあ、どうだ、我ながら良い出来映えだと思う、目指す自然から遠のいて見えたのがチョイ悔しい、、
よし、これからが本番だー、、一輪車では、その適当な重さの石は運べない、あたりまえだのクラッカー~!
バリバリ、バリッ、往年の2サイクルエンジンのライトキャリーに外した石を積んで通ってみた、、余裕でしたねぇー、、、
やっぱり、こうなるのが運命なんだ、エンジンを直した後はあまり使わないだろうと思ってたけど、
どうしてどうして、もう、既に、いい相棒になっている、、、
お互いに歳を取った者同志、いつまでやれるか、頑張ろうな!・・・・・。
