俺のブログは気まぐれだが、妥協がないのが身上だ、それなら、梅雨時だとしても、この中途半端で、女の腐ったみたいな精神状態をどうしたら、払拭できるか、これ一点につきる、、と打ってみた、案の定、カーソルは点滅したままだ、、

それに、どうも、さっきから左横の女性の頭が生暖かくて、身をよじり、右隣の人にスマホを見せる格好になってる、、
朝の通勤電車はゆりかごだ、、湯河原から乗ってきたんだろう、なんか、横でユラユラしてたようだったが、
香水が匂いたつ、良くとかされた長い黒髪の頭は、俺の左肩を滑り落ち、前腕まできてる、、

白く、ろくろ首みたいに曲がっても苦しくないんだ、、若いって凄い、、
だから、昨日の夜遊びが過ぎたみたいな想像がいやらしい、、

男だったら突き放すんだが、、親子のような形で微睡む様に、嫁に行った娘を浮かべる俺は手遅れだ、、
正面に座る人達の目は、俺が気にする程じゃなく、蝋人形のように、それぞれの方を向いている、、

駅に着き、扉が開くと同時に起き上がるを繰り返す彼女は、どこまで行くのかな、、
いつの間にか、書き出しのブログの内容が変わってしまったが、これでいい、、

イヤー珍しい、だらしない程の、うたた寝だ、、夢を見たのか、身体をビクンとさせたから、俺も同時にビクンと驚いた、、

イヤホンをしていても聞こえる平塚駅到着のアナウンス、、振り返って、可愛い彼女のうつろな様を確かめ電車を降りた、、今度の人も俺と同じブログを書く人だったらと思いながら、、。