押し入れの中を整理していたら、いつのかワカランが、一枚のチラシを発見した
『父の日感謝フェア』って書いてあったんだよね
それ見て、ふと思ったんだよね
同じ意味だけど、表示や呼び名が違うと、違った感じにとらえてしまうって事ない?
《父親》《親父》《パパ》《お父さん》
どれも同じく"父"って意味だよね
でも、イメージが違う感じがするんだよね
オイラはガキの頃《お父さん》って呼んでたから、《パパ》ってのは、何だかくすぐったいし、気持ちが落ち着かない
中学・高校生になると《お父さん》から《親父》に変化
結婚して子供が産まれてからは《お父さん》に戻る...
《父親》ってのは、社会人になって他人に話す時位しか使わないけどね
《お父さん》って呼び方の時は、父の事をある程度、尊敬してる時に使ってる気がするんだよね?
《親父》って呼び方の時は、父に対してある程度、反抗してる時に使ってる気がするんだよね?
反抗期でも、まだ『父に優るものはない』ってのが、頭の中でどっかにあった様な無い様な...
まぁ、どっちにしろ結果的に父には逆らえないし、どっかで尊敬してたんだろうね
個人的な意見・考えだけど、男でも女でも歳取って、それなりに年齢重ねてきた大人で『パパ』って呼んでるの聞くと、ファザコン迄言わないけど、かなり甘やかされた生活環境なのかな?って思うんだよね
実際、オイラの子供はオイラを『パパ』って呼ぶが、ヤッパリかなり自分勝手で、周りからも甘やかされてる
チョットでも嫌な事があると、機嫌が悪くなり泣き出すと、周りが気を使って『ゴメン,ゴメン』と言ってご機嫌をとる
その場にオイラが居ると、子供がチラチラとオイラを見てる
『何か言われるんじゃないか?』って警戒してるみたい
まだ、怒らせると怖い"父"で居るのかな?
それとも怒らせると面倒な"父"で居るのかな?
どっちでもいいよ。そんなのは...
親の有り難みなんて、分かる歳じゃないしね!
今だけだよ、甘えても答えてくれる人が居るのは...
オイラは今になって、親に感謝してるよ
オイラが辛い時に、必ず言ってくれる
『辛くなったら、何時でも帰ってこいよ。ここはお前の家なんだからな...』
その一言で、どんなに救われたことか...
いつもはふざけて
『煙草吸うなら、女の乳吸え』とか
『男が泣くときは、財布落とした時だけだッ!』なんて言ってるけどね
ある時は親子喧嘩で『表、出ろッ!』って言われて、オイラが家出た瞬間に鍵閉められた事もあったし...
冗談ばかり言ってても、普段言わない真面目な事をボソッと言った時が、今でも鮮明に残るんだよね
今だと『こんなに小さい背中だったかな?』って思うけど、存在自体はまだまだ大きい
オイラの子供も、オイラの事を《尊敬・リスペクトできるお父さん》まではいかなくても《親父って、スゲェーなッ!》て、思ってくれる日はくるのかね?
...大したことはしてないから、ダメだろうねぇ?
子供にも、自分からも『パパ』ってなってるオイラじゃぁ...ヤッパリ駄目だな...
(-_-;)
もうチョット頑張ってみようかな?
子供が高校生になっても、タイマン張れる位に、修行してみるか?...
って、違うか!
つづく