私の好きなケーキを知っていてくれました

● 私の好きなケーキを知っていてくれました

こんにちは。仲しまこです。

ゆっちオンライン倶楽部では

『ぶりっこ講座』を担当しています。

妻だからこそできる

旦那さまへの甘え方、頼り方、負け方…

などをお伝えしています。

なかなかハードルが高い…

ぶりっこなんて…と感じる方には

「さしすせそ」の褒め言葉を

旦那さまに言う…という

チャレンジに挑戦していただいています。

中には、このチャレンジを1年近く続けて

岩のように硬かった旦那さまの心を

大きく変えたメンバーさまもいます。

しまこさん、こんばんは

よろしくお願いします。

3月中旬から、下宿をしている長男が帰ってきて、主人は、上機嫌になりました。

来月から高校生になる長女が
通学に長男のお下がりの自転車を使うと言ってくれました。

私は、その自転車を自転車屋さんで整備をしてもらおうと、思っていました。

土曜日、長男が、その自転車を見て
パンクを直すと、
パンク修理のキットを買ってきました。

長男の様子を見た主人が
Amazonで、サドルも買えばいい。
と、長男に注文させていました。

届いたサドルを見て、長男が
「お父さん、作業手伝ってよ。」
と寝ている主人を、外に誘います。

「俺は、そんなことせえへん。」
と言っている主人でしたが
いつのまにか、長男に外に連れて行かれていました。

長男が、自転車のパンクをなおしている横で主人が、サドルをつけ替えています。

「主人が、家のことをしてる！」
そんな見たことのない光景をみて、
私は、とても、嬉しくなりました。

私も、外にでて、
「〇〇さん（主人）、△△（長男）嬉しい！
パンクや、サドルなんて、
自転車屋さんに行かなあかんのかと思っとった。

なんか職人やなあ〜」

「プロみたい、カッコイイ！」

「手つきが、違うよなあ〜
さすがやなあ〜」

と嬉しさいっぱいで、さしすせそに励みました。

主人は、得意の
「うるさい！」
でした（笑）

長女は、長男が帰ってくると、喜んで
長男に遊ぼうと誘います。バドミントン、テニス、サッカー、キャッチボール、
トランプ、ボードゲーム、本当によく遊んでいます。

トランプは、さすがに2人では
面白くないらしく、リビングで横になっている主人にも、声がかかります。

「そんなしょうもないことするか！」
と言っていた主人も、
座らされ、カードを配られ…と
いつの間にか、参加させられています。

「〇〇さん、すごいなあ〜
私なんか、もう子どもたちのレベルが高すぎて、ついて行かれへん。

さすがやなあ〜」

と、いっぱい主人を賞賛しました。
私の言葉に対して、
「うるさい」
「うるさい」
と言っている主人ですが、
トランプで、娘に賞賛されて、だんだん機嫌が良くなってきました。

長女が、高校入学時にスマホ購入を希望しています。
でも、主人はそれを認めません。

私は、お金を使うことには、
なんでも反対をする主人にうんざりしていました。

次男の高校入学時も、同じ状況でした。
私は、高校生は、携帯を持たないでは、すごせないと思い、次男には、主人に内緒で、携帯をもたせていました。

私は、長女には、
「お父さんが、許してくれなかっても
携帯は、必要だから買ってあげるよ。
でも、本当は、お父さんが賛成してくれない状態で携帯を買いたくない。

だから、お父さんとちゃんと、話をして
できたら、お父さんの許可をもらって欲しい。」

と言っていました。

でも、良くても悪くても、何にでも、反対する主人なので賛成を期待していませんでした。

長女は、主人に本当に何回も携帯のお願いをしました。
でも、主人は、
「しらん。」
と否定しつづけます。

娘は、それでも、何日も主人に頼み続け、引き下がりませんでした。
主人は、
「〇〇（長男）に買ってもらえ。」
「△△（次男）に買ってもらえ。」
と、話をはぐらかしてしまいます。

何日も、そんなことが続いた後、娘が私に
「お父さんに、『お母さんは、お父さんが賛成してくれへんかったら、携帯買いたくないって言っている。』
って言うたら、
『安い携帯やったら、買っていい』って言ってくれた。」
と言いました。

主人が携帯を持つことを許してくれたのは、長男帰省でテンションが高いせいも、あると思うのですが、びっくりでした。

主人が
携帯電話を許可してくれるなんて…

この件に、関しては、
娘のことなので、私が主人を賞賛するのも、おかしいかなと思い、娘に
「よかったね。」
ということと、主人に
「ありがとうございました。」
とだけ、言いました。

自転車と携帯電話の件を通して、
「主人にお願いしても、無理
あんな人だから」
と思って拗ねている私と

「頼めばなんとかなる。」
と主人を信頼して、諦めない
長男、長女…

自分が恥ずかしくなりました。

長女の合格のお祝いに
シャープペンを買ってやると
主人は長女を連れて買い物に行きました。

その時にショートケーキを買ってきてくれました。

私は、
「美味しそう！やった〜！」
と、久しぶりのケーキに喜んていました。

長女が、私に
「ケーキ、みんな私の好きなん選んでんで。
私がケーキ選びよったら、お父さんが
『このマロンケーキお母さんが好きそうやから買っとき』って言うてくれてんで。」

と言ってくれました。
本当に私が大好きなケーキでした。

年明けから長男が帰省するまで
私は、私をことごとく無視する主人に
ほとほと嫌気がさしていました。

「こんな人、無理。」
「仲良くなんてなれない。」
と夫婦仲改善に向かう気力もありませんでした。

でも、娘の一言で、
「私の好きなもの、知っていてくれたんや…」
と、私の心の氷は、あっさり溶けました。

単純なものです（笑）
嫌い嫌いと言っていた私でしたが、
本当は主人と仲良くしたかったんだと思いました。

以前から、しまこさんに　

「主人と子どもたちの間に入ってお互いのいいところを伝えあう『おみやげ』がいいよ。」

と教えていただいていました。
でも、
日々、私の落ち込むようなことばかりをする主人に
「KISSだけで、十分。それ以上のことは、意地でもやりたくない」
という気持ちがでてきて、なかなかできませんでした。

でも、娘から
主人の私への様子を聞かせてもらって
おみやげの嬉しさがわかりました。

「もし、子どもたちと、主人にも
こんなに嬉しい気持ちを味わせてあげられるなら、私もおみやげをとどけることをやりたい。」
と思えました。

ケーキの件は、心に、じんときてしまい、しみじみ
「なんか嬉しいなあ〜　ありがとう」
というのがやっとでした。

【主人へのありがとう】
・社会で活躍する先輩として長男にいろいろ教えてくれてありがとう。

・自転車のサドルをなおしてくれてありがとう。

・私の好きそうなケーキを、選んでくれてありがとう。

・上機嫌でいてくれてありがとう。

しまこさんありがとうございました。

はい。わたしもじーーーーん…として

涙がポロポロ…。

ホンマにぎゃんばりましたァ！

『さしすせそ』は

さ♡ さすがぁ～♡

し♡ 知らなかった

す♡ すご～い♡

せ♡ センスいいね♪

そ♡ そぉなんだぁ～♡

旦那さまのお話を傾聴する時にも

たいへん便利な褒め言葉です。

ゆっちオンライン倶楽部に入られましたら、貴女も一度チャレンジしてみてね。