わが町には 鮭の登る 川があります
そこに 昔からあるインディアン水車というのがあって
これを使って 鮭を捕獲していましたが
近年になって これを道の駅に設置して水族館も作り 川の中も見えるようにして 観光客はそれを目当てに秋にはたくさんの方々が来ています
今年は 鮭の当たり年なのか
気持ち悪いほど 鮭が登ってきています
全部 鮭です
これだけ捕れるなら 道の駅ではイクラがさぞかし安く売ってるだろう！
と、思いきや 鮭は一匹も
イクラもひと粒もありません
ここで捕獲された鮭は
全部 すべて
上流にある サケ・マス孵化場に運ばれます
食べるためではありません
孵化させ 放流するため、なんですね
昨日 娘と 川に行ってみたら
橋の上から見ても 川床には、鮭が産卵した卵がびっちりありました
娘は
川の中に出すなら 食わせろよ〜！と橋の上でわめいてました🤭
うわぁ～うわぁ～ と、周りの観光客の皆さんは感動してますが
私としては もう何十年も見てきてるので 感動も何もなく
（あぁ、もうほっちゃれだな） と思うくらいです
あ、ほっちゃれ というのは
産卵を終えてもう要らないくらい放おるくらいボロボロになった鮭の事です
北海道弁で やってやれ をやっちゃれ
捨ててやることは 捨てちゃれ と言うので このほっちゃれ も
放り投げる 要らないから放っちゃれ
というところから
ボロボロの鮭をほっちゃれ というようになったそうです。
命をかけて 鮭は 産卵に川を登っています
今、このときにも…………