若い頃から 冷えたり 重たいものを持ったり
力を入れる手仕事をしたあと
指先が パンパンに腫れる事があった
指の腹が指紋がわからなくなるみたいに腫れて 数時間経たないと腫れは引かなかった
でもそれは毎日じゃなくて なるときとならないときがあったから
さして気にも止めずにいた
でも 学生時代から マラソンとかすると
胸から首に痛みが上がってくる事があって
息が上がってるから 走ってるし みんなそうなんだろうな くらいに思っていた
21歳の頃 旦那と一緒にダム湖へ釣りに行ったとき、坂道を登ってるとき
息が上がって苦しくて
途中で何度も立ち止まり 息を整えないと苦しかった
息遣いも 一緒に歩いてる旦那の3倍はハァハァとしてる私
そのうち 背中も痛くなり
胸から首にかけて痛みが広がり
休み休み そこの坂を登ったことがあった
それでも お産を3度経験して
3人目を産んだ6月の末 それから4ヶ月程経ったある日
左手の中指、薬指、小指がパンパンに腫れて
手の甲も腫れて 動かせなくなった
ちょうど三女の健診もあったから
斗南病院で整形外科にかかった
母に三女を見てもらい 診察を受けると 手を見た先生が
身内に リウマチの人はいましたか?
と言われました
父方の祖母がそうだったので
祖母が リウマチで心臓が小さくなり還暦の頃、命が危ない時がありました
と言うと 血液検査をしましょう
と言われて その日は検査だけで終わりました
翌週 結果を聞きに行くと
リウマチです、と断言できないんてすが、血液検査では、リウマチ反応があります。今はまだ若いので(33歳だった)
この程度ですが 年齢を重ねていくと
もしかすると もっとリウマチの症状が出てくるかもしれません
あと、お祖母様の症状から 関節ではなく心臓に影響してるかもしれないので
このまま循環器を受診してください
手より 心臓を調べてもらってくださいね
と言われた
そして 私は循環器科へ…………
検査の予約をして その日は終わり
また検査予約した日に行って
レントゲン、心エコー、CTのあと、
24時間心電図ホルターをつけられた
翌日 それを外して帰り
また日を改めて 検査の結果を聞きに行くと(これだけでももう、疲れ果ててました)
リウマチ熱を子供の頃 やってましたか?
と聞かれた
わからないですがというと おそらく風邪と思われてたのかもしれないですね
リウマチからくる 心臓弁膜症です
僧帽弁閉鎖不全症ですね
と言われました
お産、よく無事に済みましたね、リスクありのお産だったでしょうに……
と言われ
激しい運動、水泳、マラソン、などはしてはダメです
心不全を起こしますからね…… と言われ
それから私は心臓弁膜症との付き合いが始まった
48歳のときには 僧帽弁閉鎖不全症よりも 大動脈弁閉鎖不全症だよ、と
要は 2か所 閉鎖不全起こしてると言われた

左心室についてる2か所の弁がちゃんと塞がらないので 本来出ていくべき血液が逆流していて
それは私の心音を聞いても 逆流してる音が雑音として聞こえるのだとか。
これの治療は 弁置換手術という
この心臓弁を取り替えるしかないのだとか
それは まったく閉じなくなり、血液の逆流がひどくなった場合や
弁の動きがだめになったとき、だと言われた
人は 心臓が止まれば死んでしまう
私の心臓は リウマチにより
動きが悪くなってしまい
だからあんなに息が上がり苦しかったのかと 思った
先生が
これまで 息が苦しいな、とか運動したあと苦しくなったとかありましたか?
と聞かれたが
さぁ? ずっとこの心臓で生きてきたのでみんなこうなんだろうな、と思ってたから まともな心臓で暮らしたことがないのでわからないです
と答えたら
ごもっともです…… と苦笑しておられた
33歳で 心臓弁膜症と宣告され
現在までの治療は血圧のコントロール
左心室と左心房の不全なので
上の血圧だけが高くなるので
それを低くする薬を飲んで 安定させるようにしてるだけ…………
母に ほんとに悪いとこばっかりばあちゃんに似たね、あんた
と言われましたよ
ポンコツなエンジンかかえて 走り続けてるダンプカーですわ……