呆れた人。 | こーしのひそひそ話

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乳癌に罹患 心臓弁膜症 と病気持ちですが 心までは病気持ちではありません!明るく毎日生きてくための吐き出し!北海道で生まれ育った還暦ばーさんのぐだぐだブログっす



はい、この人。

この後ろ姿の親父。

親父の横には、番号札発券機があります。

それを無視。


ツカツカと窓口へ


『あのさ、カードの番号、忘れちゃったんだ、二回やったけどさ、違うのさ。何番だ?』


いきなりこう言う。



銀行員のお姉さん

『キャッシュカードの暗証番号ですか?』


親父『あれ、何回もやったらダメになんだべ?』

質問に答えてない………真顔
というか、話を聞かないタイプ?


お姉さん『そうですねぇ  五回で使えなくなりますので、あと二回、心当たりの番号で試していただいて  合っていましたら

間違ったものは、帳消しになりますが、もしそれでもわからないとなれば 再発行ということになります。』


親父『え?再発行になんの?なんで?番号、教えてくれたらそれでいいしょ!』


お姉さん『暗証番号は、ですね、こちらでも表示できないんですよ』


親父『え?わかんないの?なんで?』


お姉さん『申し訳ございません』


親父『チッ!いいわ、も一回やるわ』

お姉さん『よろしくお願いいたします』





で、二分後



またもやツカツカと窓口へ

親父『ダメさ、でさ、通帳から下ろして。六万!』

お姉さん『それでは、横の番号札をお取りになり、お席でお待ち下さい』

親父『え?めんどくせーな。あっそ』



と、私の横に座った。


私は、小銭を紙幣に両替するためにいたので

時間がかかるようで かなり待たされている


から、この親父の一部始終を見ることができたのだが



番号札の番号で親父呼ばれる



親父『じゃ、これ通帳ね、あとカード』

お姉さん『お通帳の印鑑はお持ちでしょうか?』


親父『印鑑?どの?』

(なんでお姉さんに聞くんだよ!と突っ込み入れたい……)


お姉さん『こちらのお通帳のですが……ございますか?』


親父『印鑑なんてないわ。だってカードあんだよ?』


お姉さん『大変申し訳ありませんが、お通帳からのお引き出しの場合、お届けのご印鑑をいただかないと、お手続き出来ないのですが………』


親父『カードと通帳あれば 出来んじゃないの?ダメなの?』

お姉さん『はい、申し訳ありません』


親父『印鑑ったって  どんなのだったか 何十年もたってっからわかんねーんだよ。通帳あるし カードも持ってんだよ?本人なのになんで?』


お姉さん『申し訳ありません、ご印鑑をご持参いただけますか?』


親父『本人だっつってんだろうが!』


お姉さん『はい、そうでしょうが、お通帳の場合は、ご印鑑がなければ下ろすことは出来かねます』


親父『解約するときも?いるの?』

お姉さん『はい』

親父『したらさ、暗証番号わかんないカードを替えてったら どうなんの?』

お姉さん『御本人様確認のための免許証か保険証などのご提示と ご印鑑とこちらのカードをお持ちいただいて お手続きさせていただきます』


親父『本人だっていってんのに めんどくせーなぁー  昔はさぁ、教えてくれたんだよ!暗証番号。本人って確認したらさぁ  なーんでダメなんかなぁ…ったく……

いーよ!わかったよ!もういいわ!』


このあと、カウンターを軽く叩いて出ていきました




親父!  あんたが悪いんだろ?


暗証番号忘れたあんたが!😡

お姉さんは、なんにも悪くないのに


親父が印鑑も暗証番号も忘れるからダメなんだろ?


私、含め  廻りにいた人たちは、ほぼ


呆れて  このやり取りを見ていました


お姉さん………お疲れさま。

こんなんばっか相手してたら  頭  禿げそうね。



庭の牡丹   まだ咲きません………




こちらが   しかたねーな  出てやるか

と言わんばかりの  紫陽花のようなもの 笑



やっと  葉が出てきました。