車や人に向けて 石を投げたから
車を走らせ 山に置いてきた。
しつけのため。
ん? 果たして しつけになるんだろうか?
人や車に石を投げたら 父さんに山に置いてかれる としか子供は認識しないのでは?
たぶん、我が子のことは、親が一番よくわかってるんだろうから
口で注意したぐらいじゃ 言うことなんて聞かない子だったのだろう。
娘たちの同級生にもこんな子 いたな。
山に置いてくるより、なぜ石を投げてはダメなのか
どうせなら 体にわからせたら良かったんだよね。
親が 石を足かどこかに投げて 当たったら
痛いんだってわからせてやらなきゃ。
自分にめがけて石を投げられたら 怖いってことわからせないとしつけにはならないんじゃないかな?
しつけには確かに 是非があると思います。
でもさ、世の中 口で いけませんよ。 というだけで、
はい、わかりました。 としつけさる子供っていますかね?
事の善悪や、モラルなど、教えるのは、
前提として『人様に 世間に対して迷惑となることをやってはならない』
ですよね。
他にも よそさまの家のなにかを取ってきたり、壊したり
子供って 予測のつかないことをやらかしてくれますよね?
その都度 親は 真剣に叱らなければならない
それってほんとに疲れます
ものすごく疲れるけど、
親がやらずに誰がやってくれるのか。
誰もやってくれないんですよね。
しつけは、親の仕事ですよ。
頭から怒鳴るより、なぜそれをやってはダメなのかを 身をもって体験させる事が
大事でしょう?
友人の息子が 友人の手に噛みついてました。
痛いからやめて!って口で言ってたけど
一向にやめないで 手や腕、肩に噛みついてたので、
私がその子の手に噛みついてやりました。
歯形がつくほどにね。
もちろん 驚いて泣きましたよ。
痛いでしょ?ママも痛いんだよ!
こんな痛いことをママにやったんだよ!
ママに謝りなさい!と叱りました
泣きながら ママ ごめんなさい と言いました
噛んだところ ヨシヨシして!
もう、噛んだらダメだよ!わかった?
と言うと うなずきました
ママの手についた歯形を見ながら 小さな手で撫でていました
あとから友人に聞いたら
やらなくなったわ って言いました。
うちは女の子だから 危ないことや危険な遊びなどはやらなかったけど、
それでも 後ろにも目をつけろ というほど
見ていました
しつけ という漢字は 身を美しく と書きます。
その通り、行動や、行いが 美しく
そして正しくなるためにするものです。
でも 綺麗事ではすまされないのも事実
それぞれの子供に合わせた個性を見極め
行うのが 親の仕事ではないでしょうかねぇ。
とはいえ、私は、娘たちから
鬼!と言われてました。
鬼にならなければ しつけられない子供だったからです。
そのお陰か 娘の職場の上司が
うちの養女にしたいくらいいい子で、どうやったらあんなふうな ちゃんとしたお嬢さんにしつけられるのか 教えてほしいわ!と、褒められました
鬼になった甲斐がありましたわ
長女の嫁ぎ先のご両親にも 褒められました
しっかりとしたいいお嫁さんが来てくれて
うちの息子は幸せだ と。
とてもありがたいです。
泣いて叱って 笑って 抱きしめて
しつけは、結果が出るものです
いつの日か後悔しないように全力で
向き合いましょう!