毎日の眺めの中から -1616ページ目

死ぬことの恐怖

数年前、長女が、高校一年の時、バスに乗り込むとき、足を滑らせて、転び、その瞬間、バスが一メートルくらい動いて、右足をタイヤにひかれてしまった。

幸い、足が横向きになっていたことと、シープという、靴底の固いブーツを履いていたから、足の中の骨を三ヶ所折っただけて済んだ

治るまでの約三週間、入院したのだが、姉が入院などという経験を初めてした三女が、10才で、夜泣きをしていた。

わけをきくと、 私は死ぬの? と言う。 お姉ちゃんたちも、お母さんたちもみんな死んじゃうの?
いなくなっちゃうの?と号泣していた。

死ぬのが怖いの?と聞くと、目を真っ赤にして、うん とうなずき、また泣き出した。

いつもそばにいてくれた姉がいなくなって、死んじゃったらどうしよう って、考えたら、怖くなって、悲しくなったのだろう。


いいことだ と思った。


そうだよ。いづれは、みんな死んじゃうよ?
じいちゃんも死んじゃったでしょ?

というと、さらに号泣。


でもね、だから、みんな毎日楽しく頑張りながら生きよう!って思えるんだよ。

楽しい思い出や、悲しい思い出、つらいことや感動すること、たくさんたくさんして、おばあちゃんになって、子供や、孫に囲まれたら、そしたら、天国から、みんなが迎えにきてくれるから、死んでも悲しくなくなるんだよ?


と話してるうちに泣き止んでくれた。

これが、長女が退院してくる前日まで続いたのだ。

だから、三女は、今、死にたい、とか、落ち込まない。

いつか必ず死ぬのだから、自ら死ぬ必要ないじゃん、と、覚めた顔で偉そうに言っている。


その通りだよ!
だから、悔いなく生きていこうね!!

たとえ、ボロボロな道でもさ(o^o^o)

平気じゃないけど……

ニートくんさん、コメントありがとうございます
(●^ー^●)

この身体とまだまだ付き合っていきますよ!
母が命がけで産んでくれたのですから。(^^)v


あと、数年後には、手術が待っています。

その時にだめになってもいいように、毎日に感謝しながら、文句を言いながら(笑)、楽しく楽しく過ごします!

端から見たら、健康優良おばさんに見える私ですから、口が達者だと、身体も達者だと、思ってくれて、ありがたいです(*^□^*)


明日も今日より頑張るぞー\(^O^)/

生きていてもいいですか?

昔、中島みゆきの歌にあったフレーズ、
生きていてもいいですか?

世の中に捨てられた女性の歌だった。


別に自分がそうだったわけではないのに、無性にこの歌に感情移入してしまい、聞いては、泣いていた。


世間に見せている顔と、本来の自分の顔が、まったく正反対な私の、痛いところをついたみごとな作詞に、中島みゆきは神様と思っていた。


今は、B'zの稲葉さんの作詞にやられている。

B'zがデビューして、4年後、私は、病気が発覚した。

心臓に持病をもってしまい、いつ、その動きが、止まってもおかしくないんだ

と、その頃、死ぬことの恐怖や、娘たちのことで、かなり落ち込んでいた。

それを救ってくれたのが、稲葉さんの作詞だった。

精一杯生きよう、頑張っていこう!

そう思わせてくれた。

ありがたいことに、あれから、10年以上、薬こそ放されないけど、なんとか生かさせてもらっている。

だからこそ、簡単に、死にたい、とか、死ね とか、口にする輩が、許せないし、腹が立つ。

命は、たった一つ。母親が命をかけて産んだかけがえのないもの。

生きていてもいいですか?
の問いに、私はこう答えたい。

生きていてください、…と。