半年以上前かな。一度予約の電話を入れたら惜しくも満席。
先週の火曜日頃にダメもとで電話したら9日の土曜日の予約が取れました。
場所は四条大宮の近く。 ちょっと裏道に入ったところにあります。

お品書きは入口のところに表示されています。
予約時に扇、8,000円をお願いしました。

あまり懐石料理の定義に拘らず酒に合う物がどんどん出てくるスタイルです。
最初に出てきたのは蝦蛄、鳥貝、ホタルイカ、菜の花の酢味噌和え。
上に載っているのはクコの実。
いきなり春の旬の共演、後の料理に期待が持てる一品でした。

今の時期に河豚の白子?と思いきや、
真鯛の白子でした。 桜鯛と言ってこれも旬です。

白魚の釜揚げ。 刻んだ木の芽を混ぜた大根おろしで。

酒飲みが好きな珍味の代表格、このわた。

刺身盛り。
雲丹、イカ、マグロ、鯛、赤貝。
直前に摩り下ろされたワサビは甘さすら感じました。

鯛の皮を素揚げした物。
良い塩加減でパリパリの食感。

琵琶湖の本モロコ。養殖ではなく天然物。
しかもすべて子持ちでした。
子が入っているメスとそうでないオスでは味が雲泥の差。

木の芽酢で。

京都産の筍を使った若竹煮。
削りかつおを乗せてあります。

京都では珍しいメヒカリという魚。

これも旬です。飯蛸。

器の形が素敵だったのでもう1枚。

ノレソレ?(穴子の稚魚)の天麩羅。
吉野葛を衣にしたとか。
そのせいかふんわりと、そしてさくっとした食感。

烏賊の沖漬け

後から来た常連さんに出されためざしがサービス?で出てきました。
塩加減、干し具合ともまさに酒の友。

この日は筍ご飯でした。えんどう豆も入っていました。
正確には筍豆ご飯?
お代わりを進められましたが充分満腹。

漬物と

お吸い物。

カウンターは8席。
ちょっとした座敷もあるようです。
写真の手前に移っている湯呑はご主人が時々ちびりと飲んでいた謎の液体(笑)

予約電話の時に女性が電話を取られましたが
この日は姿がありませんでした。
奥様が不定期にお手伝いされているのかも。

好みを言って最初に出してくれたのが磯自慢というお酒。
次に出してくれたのが米鶴。
そして少し辛口の物をと言ったら栓を開けてくれたのがこれ。
獺祭。 美味しくて二合頂きました。

お酒が変わる都度、酒器、猪口を変えてくれます。

ここのご主人はたん熊北店の二代目、栗栖 正一氏に師事、
宮沢喜一首相の時代にアメリカの日本大使館で料理長を務め、
その後、京都全日空ホテルの料理長を経て独立されたとか。
すごい経歴の方なんですね。
現在、それなりに名を立て財を成したであろうご主人は
肩の力を抜き、しかし決して手を抜かない料理でもてなしてくれました。

再訪決定のお店に追加の一軒です。