30年以上昔、行きつけになりつつあったBARのマスターに教えてもらった寿司屋。
そのBARには現在も顔を出しているけれど
ここちくま寿司もそんな一軒。
結婚して一時期は訪問が途絶えていたけれど
子供が小学校に入った当時、比叡山に遊園地があってその帰りに寄ってみた。
それからは数年に一度の訪問となって先日(3月15日の日曜日)お邪魔したのが
ちょうど4年振り。
佇まいは創業当時とほとんど変わらず昭和の、そして若き日の思い出が蘇る。

この暖簾さえも懐かしい。

場所は北大路と下鴨本通りの交差点を少し南に行った西側にある。
公共交通機関はバスくらいかな。

黒板の品書きも変わっていないけどこの時期ならまだあるはずの牡蠣が書いてない。
今季は終了したのか生牡蠣の中毒のリスク回避でメニューから外したかな。
楽しみの一品だったんだけど残念。
私の行きつけで生牡蠣の握りが食べられる唯一の店だったのに。

この日は家族4人で早めの彼岸の墓参りをしてからの訪問。
また記事にしますが実はここへ来る前、すでに焼肉を食べていたんだけど。
少し抑え目に食べて腹を空けておいた。
寿司以外には刺身かイカ下足焼きくらいしかメニュー無し。
早速握ってもらった。
先ずは鳥貝。
煮詰も旨い。

まぐろ 赤身の旨さ。

いろんな色の湯呑があって

ロゴは ちくま寿司

鯵。

何歳になったかと尋ねると82歳と答えが返ってきた。
奥さんの話によると昨年は心臓の手術をして殆ど休業していたという。
前回よりやや細くなった気がする。
82歳と言うことは私が初めて訪問した時は40代だったご主人。
25,6歳の私にはその時からじいさんに見えたから
あまり老けたようには見えない。

イカ。

穴子。前もって煮穴子にしてあるのを注文を聞いてから炙って握ってくれる。
その仕上がり具合が昔から好きだった。

ナマコがあったあてに注文。
甘過ぎぬ酢加減がよろしい。

うに。

鱚。

ネギトロ巻き。

玉子。
これは昔から多分仕入れの玉子焼きだと思うけど甘めで好き。

海老サラダ巻き。
82歳が巻く今時の寿司。

蛸。

トロ。
昔から若干せっかちなご主人、握りの形はちょっと不揃い。
何処の出身か知らないけれど未だに東京弁?で喋るご主人。

赤だし。
何処の味噌知らないけれど飲んで寿司を食ったあとにはホントに旨い。
白身魚とジュンサイを入れるのがここの定番。
昔ながらの寿司屋の雰囲気がそのまま残る店内。

次に主人が大病を患えば閉店してしまうだろう。
寿司の旨さの三要素は
一にシャリ、二にネタ、三は握りの姿(握りの形)だと私は思う。
そのシャリがここは秀逸。
いつも言うように
東京の甘くないシャリに慣れている人には不向きかもしれないけれど。
お酒は伏見の銘酒 富翁。
同じ京都市内ながら我が家から約20Km
主人と私の年齢を考えるとあと何回行けるかな。
現在はどうか知らないけれど
府立大学が近いので常連は先生と呼ばれる客が多かったなぁ。
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