6月8日土曜日。
京都の南座で3時開演。
前川清と藤山直美のスペシャルコンサートに行ってきました。
1ヶ月くらい前にチケットを予約。文字通り満席でした。
前川清さんの歌が20曲くらいかな。
2部構成でもっと藤山直美さんの軽妙なコントなどを観たかったんですが、
その点は期待はずれ。
でも前川清の歌唱力はすばらしいですね。

さて、観劇のあとは
予約をしていた祇園なか原へ。
5時半頃に入店。
前回は初訪問で1万円のおまかせコースを頂きましたが
今回は一品で。

綺麗な色合いの一品目は
混ぜて食べてくださいということで混ぜると

魚そうめんです。
京都では夏によく食べる物です。
出汁がよく効いた山かけに柚子の皮が香りを添えます。

八寸仕立て。
これは前回とあまり変わらない構成。
一番右j端の唐揚げされた物は貝のヒモかと思いましたが
鱧の骨ということです。
どの部分の骨かは聞き取れませんでした。

長~いお品書きを写してきましたよ。

どれを頼もうか迷って
ワクワクする

私にとっては恋文のような1枚。

刺身は旬の鳥貝を。
小振りの貝でしたが甘くて歯応えもよく美味しく頂きました。

京の夏といえば鱧。
落とし(湯引き鱧)は曲りなりにも骨きり済みの鱧を買えば家でも出来ますから
鱧のつけ焼き(照り焼き)を。
注文してから骨切りから始まり、焼いてくれます。
焼きたてはふわっとした仕上がりで
錦市場などで買う焼鱧とは一味も二味も違います。
木の芽がいいアクセント。
四切れに切ってあります。

何種類かある天ぷらの中から野菜の天ぷらを。
塩と天つゆが出てきます。
カラッと揚がった天ぷら。
たまりません。
椎茸、茗荷、茄子、丸十、蓮根、青唐です。

全ての料理は妻とシェアしてます。
そのため天つゆでも刺身の醤油でも全て二人分出してくれます。
ここらで口中をリフレッシュ。酢の物をお願いしました。
唯一二人が別個のメニューを。
妻が頼んだセロリの酢の物。
少し焼いて調味された酢に漬け込んであるそうです。
糸削りされた鰹節が。

私はじゅん菜の酢の物。
すごくやさしい酢の加減。
飲み干せます。

大抵のお店で有ったら注文する鴨ロース。
先に口にした妻が無言で首を横に振った。
不味いって言う意味かと思ったら
他店のとはぜんぜん違う。 美味しいって意味でした(笑)

鮮やかな色に仕上がっています。
おおよそのお店の鴨ロースは焼き豚のような醤油と砂糖がベースのタレで焼かれていると思いますが
ここのは違います。
塩コショウが基本?
まるでローストビーフのような味わい。
タレが付くお店が多い中、ここはなんとウスターソースと溶き辛子。
必食の一品です。

これに添えてあったトマトがあまりに甘くて美味しいので聞いて見たら
上加茂の農家から直接に仕入れているそうです。
まだハウス物だということですが。
包丁で皮をむいただけです、と仰いましたが美味しい!

妻が注文した茶碗蒸し。
出汁がよく効いてふわっと仕上がって
これまた他店では食べたことのない食感でした。

鱧とどじょうの二つの柳川鍋の中から
どじょうをお願いしました。
卵の火の通り具合と極限まで薄く切られた笹がき牛蒡がいい香りを放って・・・・。

お腹はそこそこ膨らんできました。
次に顔を出したいお店は7時からしか開かないので
珍味を。
鮒寿司です。
京の漬物のすぐきと例えても分かり辛いと思いますが
鮒寿司には酸味が強い物と塩気が強い物と二通りあります。
こちらのはどちらかというと後者のほうです。
鮭が進みますよ。

これはサービスで出された鮒寿司を漬け込んでいるご飯。
とうぜん発酵してご飯の粒すら形として残っていません。
写真では大きさは分かりませんが直径は500円玉くらい。
それを軽く焦げ目が付くように軽く焼いてあります。
ちょっとお箸で摘んでグイっと呑む。
たまりません。

鱧寿司が置いてあったので注文。
何切れしますかと聞いてくれます。
3切れでお願いしました。
祇園祭の頃にあちこちの寿司屋さんや仕出屋さんで売りますが
鯖寿司くらいの長さで1万円前後します。
美味しく頂きました。

二人で生ビール2杯、〆張鶴冷酒を2杯。
米焼酎ロックで2杯。
以上で会計は25000円。
私は3万前後を予想していたけれど
祇園でこの内容と味を考えると安く収まるお店と言えます。
私は信望者ではないけれどここはミシュラン☆のお店です。
私のお気に入りのお店に登録決定です。
既に次回はいつ行こうかと思っています。
それじゃまた
最後までお読み頂きありがとうございます。