アドリア海の非イタリア側ビーチって、玉砂利みたいな石ころのビーチが圧倒的に多いんですよね。




石ころビーチの端には松の木が生えていて森林浴ができそうなレベルでウッディなアロマが漂っている。水質は砂が舞い上がらないので非常に透明度が高い。そして5mも沖に泳ぐともう足つかないくらい深いので濃い青というかビリジアンみたいな色している。ターコイズとか瑠璃色みたいな神秘的な色味のグラデーション。もうね、それがとにかく美しいキラキラキラキラ



清水が絶えず湧き出ている泉みたいで吸い込まれそうな感覚に陥るんですよ。




いわゆる白い砂浜で椰子の木🌴が生い茂るエメラルドグリーンの熱帯、亜熱帯のビーチとは雰囲気が違くて。


あ、どっちがいいとかではなく日本人がアクセスしやすい場所にあるビーチとはタイプが違うよってこと。




そんな私たちが魅了された珠玉のビーチがどんなかというとこんなんですおねがい






子連れには石ころビーチってあんまりモテないんだけどそれゆえゆっくり静かに過ごせるんですよね。




うちらが終盤通い詰めていたのは4枚目5枚目の写真のビーチでQueen’s beachってところ。モンテネグロ屈指のビーチのメッカBudvaから海岸線沿いをドライブして5分くらいです。



その名の通り、かつてロイヤルファミリーが夏の避暑地として利用していて、今はあのアマンリゾートが一帯を所有しているらしい。



ただ、2020年ごろからコロナの影響+αでアマンはクローズしているらしく、このビーチはホテルゲストしか立ち入れなかったのに今は一般に許可されています。

だから期間限定かもね。



そんなこと全然知らなかったからラッキーグッ



PR動画見つけたのでぜひご覧あれ。


ちなみにこのビーチは三日月状の湾になっているので波も低いし、端に行くに連れて砂浜なので幼児フレンドリー👶




ビーチを囲む公園はアマンの管理下にあるおかげかゴミ一つ落ちていません。ゴミ箱は係の人によって毎朝空にされていた。






ちなみにこの近所にあるSveti Stefan島はプライベートアイランドでアマンのゲストしか島に渡れません。ホテルがクローズしている今は多分誰も入れない。


ジョコビッチが結婚式した場所として有名おねがい



建物自体は15世紀ごろに建てられて、19世紀には400人くらいが住んでいたらしいけど20世紀中盤ごろには20人にまで減る。そこからユーゴスラビア政府が高級ホテル開発を始め、アマンの手に渡ったのは2008年とのこと。

莫大なコストをかけて歴史的建造物が良い状態で保全されるのは、多いに結構なことだけど、一方で高級リゾートになってしまうと限られた人しかアクセスできなくなるから公共性は低くなるよね。


でも、この周辺の土地に観光客がお金落とすから地元の人にとってはそこまで悪いことではないのかもと思ったり。