さて、重い腰を上げて移住3をば。









なぜ私達がイギリスを選んだのか。

核心について書こうかなと。




一昨日ちょっと郊外の公園に行ったら霜が降りてた雪の結晶ヨーロッパの長い冬が本格到来です予防











ま、簡単に言ってしまうと、日本の未来が見えなかったからですよね。



5年後は良いとしても10年後、20年後。娘が社会に出る頃どうなってしまうのか。








今の日本を見ていると長期で住む国として全然おすすめできない。





公教育は未だに暗記偏重型、タレント議員をどんどん当選させてしまう茶番を繰り広げる高齢者主体政治




そして経済は全く上向かない。
なのに政府と日銀は危機感ゼロ。

1人あたりGDPなんて27位。もはや中進国レベル



日本の100均とかユニクロとか外食とかコスパの良さが注目されるけど、日本の物価って異常なんですよ。


原料価格がどんどん上昇しているのにコストを価格に転嫁できない、さらに高い品質維持も当然のように求められるって企業にとっては最悪のマーケットなんですよね。



日本人のサービス精神旺盛な奴隷労働気質と生産性の低さ(マニュアルだからといって頑なに維持継続する形骸化している作業)が諸悪の根源。




だから結果給料も上がらないし、購買力もどんどん低下。。。






人と同じであることが美徳とされる文化って、確かに調和をもたらすかもしれないけど、革新を起こすとか新しい価値観を生み出すとかonly oneの付加価値がついた人間が現れづらいよね。



もっというと、そういう人にとって居心地がいい社会ではないよね。



これって優秀な人”財”がどんどん海外に出ていってしまう頭脳流出の土壌じゃない?
ノーベル賞で日本生まれでアメリカ国籍、アメリカ在住の研究者がちらほらいるのは、日本の一人当たり研究費予算が少ないことも原因の一つ。





過去と同じこと、周りと同じことをやっていれば評価されるような社会じゃ世界で勝ち残れない。

そんなのAIでいい。



例えばね、中国とかインドみたいに自国が巨大マーケットで人口ピラミッドでは若い層がたくさんいて自国だけで経済回せる国ならまだしも、日本はどんどん人口減少している。


だから日本国内でガラパゴス化している場合じゃないんです。









話は変わるけど、イギリスって赤信号でも歩行者は車が来ていなければ渡っちゃうんです。



日本は赤信号だと車が来ていなくても律儀に待つでしょ?


この違いはなんだと思いますか?






日本は、道路を渡る時は”青なら進め赤なら止まれ”って教育いや、洗脳されているから。



でもこれってすごく怖いことで、青なら絶対に安全っていう妄想に繋がっているんだよね。



その証拠に下向いてスマホ見ながら渡る人のなんと多いことか。





信号無視の車が絶滅するわけないのに。







道路を渡る時に重要なのは、当たり前だけど車が来ているかどうかですよね?




ルールやマニュアルにがんじがらめになっている教育を受けてそのままその社会で育つとこの判断、要するに本質の見極めが鈍るんですよ。


信号の色はあくまで目安ってことすらすっかり抜けている。






私たちみたいに教育も修了した、キャリアビルディングも半分以上完了しているような世代にとっては、日本はいいと思いますよ。

特に老後とか。

治安いいし便利だし。温泉あるしw





でもね、娘はまだまだこれから。


前例がないと思考停止するようなボンクラにだけはなってほしくないんですよね。

管理しやすい人間を育てる教育、社会には興味はない。




娘には自分で考えて自分で道を切り開いていく力を養ってほしいんです。


感覚を研ぎ澄ませて物事の本質を見抜ける人になってもらいたい。






イギリスも経済とか貧富の差とか決してほめられたものじゃないけど、少なくとも信号機信者を量産するような教育は存在しない。







つらつら書きましたが、これがイギリス移住を決めた決定的要因です。



言葉とか国際感覚とか以前に、もっと奥底の深い部分の私たちの価値観が今の日本とは相容れないんですよね。



もし万が一子育て中に日本に帰ってくることがあったとしてもまず日本の学校には通わせないかな。